低リスクで安定した配当金が得られる個別株は無いのか?
コカ・コーラ、J&J、スリーエムのような
アメリカ株の連続増配当銘柄のディフェンシブセクターなら
低リスクで安定した配当の銘柄に該当すると思います。
この記事では
「長期運用に合う低リスクの配当金狙いの個別株」
というテーマで、僕が実際に購入した上記の株と実際の運用結果も公開します。
これから投資をはじめようとしている
20代~40代の方は是非買い付けの参考にしてみてください。
【関連記事】ラーメン店店主が100万円を握りしめ初の株運用の結果
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これから投資を始める人は、始める前にまずはこの本をよむことを強くおすすめします!
初心者が失敗しないノウハウが詰まっています。
※ちょこちょこ解説を入れてますが、専門家ではないのであくまでざっくりと。
自分の知識の範囲内での解説です。ご了承ください
※株は必ずしも儲かる商品ではありません。元本割れのリスクをしっかりと把握して
自己責任でやりましょう
高配当株なのにリスクの少ない米国株3選!連続増配当銘柄から選ぶ
私の投資のスタイルは
資産の目減りをなるべく少なくして、安定した配当金を得つつ
30年後の老後資金としてキャピタルゲインとインカムゲインの両方を得たい
です。
このためには「景気変動に強く」「配当金が期待できる」この銘柄を選ぶ必要がありました。
私はバフェット太郎さんの著書を読み
「アメリカ株の連続増配当銘柄」を選ぶことにしました。
【関連記事】アメリカ株の連続増配当銘柄を選ぶ理由
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そして「景気変動に強い」ことを念頭において
・J&J(ジョンソンエンドジョンソン)
・コカ・コーラ
・スリーエム
に投資をしました。
この記事では
・景気変動に強い株って?
・何故私がこの銘柄を選んだのか?
・約10か月経った今、運用結果はどうなっているか?
について書いていきたいと思います
結論を先に言うと
この銘柄を選んだことで現時点では株価が右肩上がり
配当金も「3%近く」入金されています
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高配当株でありながら景気低迷に強い低リスクの銘柄とは?
景気低迷に強いセクターとして
・ヘルスケア
・生活必需品
・資本財
などが挙げられます。
セクターとは
株の分類。例:ヘルスケア、生活必需品、資本財、通信、金融、不動産
などなど
これらに共通して言えることは、景気に左右されず常に需要があることです。
ヘルスケア、生活必需品などが分かりやすいですが
たとえ世の中が超不景気になったとしても人々は健康に気を遣うし
ご飯も食べます。飲み物も飲みます。
需要がなくなることが無いため、景気低迷時も株価を保ちやすいです。
とはいえ、下がることは下がります。ただし、下げ幅が他セクターと比較して小さいです。
これとは逆に景気敏感株といわれる株は、景気低迷によるダメージが大きい株です。
たとえば、旅行、精密機器、嗜好品などはエンターテイメントや趣味嗜好などが強く
景気低迷時や非常事態などには需要が激減するため、不景気に株価の暴落が発生しやすいです。
景気敏感株は、逆に好景気には一気に株価上昇がありキャピタルゲインが見込めるというメリットもあります
私はこの情報をもとに
・連続増配当銘柄
・景気低迷に強いセクター
・配当利回りの良さ
を考えて
・J&J
・コカ・コーラ
・スリーエム
を選びました。
1つ1つみていきましょう
ジョンソンエンドジョンソンとはどんな株?
ティッカーシンボル「JNJ」。
まずはこの銘柄から見ていきましょう。
ジョンソンエンドジョンソンとはどんな会社か?
製薬、医療機器、ヘルスケアを取り扱う会社です。
有名どころだと、あのキズパワーパッドを作っている会社ですね。
すごく余談ですがキズパワーパッドはケガしたときに本当に使えます。
包丁で切ったとき、もしくは軽傷の「やけど」にも使えます!
一回貼ったらなるべくはがさずにそのまま放置。
剥がれるころには傷が治ってます!
ちゃっかりとリンクを貼っておきます・・・笑
ほんとうにおすすめの最強の絆創膏です。
また、日本ではまだ使われてませんが「コロナのワクチン」も製造。
モデルナ、ファイザーなどが2回接種しなければダメなのに対して
なんとJ&Jは1回でよし!重宝されることによる株の上昇が期待できそうです。
増配当銘柄としての観点
連続増配当年数はなんと59年!
増配当ランキングでも米国のTOP10にランクインしています。
ジョンソンエンドジョンソンの配当利回り
配当利回りは2.54%
超がつく高配当とは言えませんが、59年もの間の連続増配当記録であることと
「ヘルスケア」という景気低迷に非常に強いセクターであるため株価の安定感も高い。
このことを考えると、自分の資産をある程度預けて、配当金を得るには申し分なしの銘柄かと思います。
直近の株価の流れ
2011年段階で60ドル前後 ~ 現在は163ドルと約2.6倍の成長を遂げています。
コロナショック時も25%の下落で留まるなど、安定感がありました。
直近は2021年8月に179ドルの高値をつけてそこから下降しております。
現在163ドルです。
ジョンソンエンドジョンソンは買いか?
連続増配を続けている。株価も長期的に右肩上がりである。
また、コロナショックでも落ち込みはそこまでではなかった。
そして1回のみの接種で良いワクチン開発。
このような好条件がそろっていると思いますので
私は長期的資産運用には良い銘柄であると考えて投資しました。
コカ・コーラとはどんな株?
ティッカーシンボル「KO」。超有名企業ですね。
ではみていきましょう。
コカ・コーラとはどんな会社か?
言わずとしれたコカ・コーラの会社です(語彙力)。
連続増配当銘柄の中からこの銘柄を選んだ一番の理由は
コカ・コーラがすきだから!
こんな理由で株を選んでもいいんじゃないかと思いまして・・・
また、あの有名な投資家ウォーレンバフェット氏が保有している株としても有名です。
バフェット氏のポートフォリオ全体に占めるコカ・コーラの割合は第三位とのことです。
増配当銘柄としての観点
59年連続の増配当です。
JNJと同じくアメリカの連続増配当ランキングトップ10入りです。
コカ・コーラの配当利回り
3.02%です。
JNJ同様に、超がつく高配当とは言えませんが、59年もの間の連続増配当記録。
「生活必需品」という景気低迷に非常に強いセクターであるため株価の安定感も高い。
自分の資産をある程度預けて配当金を得るには申し分なしであると私は考えています。
直近の株価の流れ
他のS&P500銘柄と比較すると伸び率は決して良くないとは思います
2011年の32ドルから現在は56ドルで、およそ1.8倍程度となってます。
企業として成熟し安定期に入っていることを考えると、伸び率の悪さは致し方無しかと思います。
コロナショック前は60.59ドルありましたが、現在はそれより低い株価であり
キャピタルゲインは望めない銘柄かと思います。
コカ・コーラは買いか?
株価の伸びは鈍化してますが
・バフェット氏所有しているという安心感
・安定した配当利回り
・連続増配当59年の実績
これらから長期保有という観点からは非常に良い銘柄であると私は思いました。
また1株当たりの金額も比較的安価で買いやすい株ではないでしょうか
スリーエムとはどんな株?
ティッカーシンボル「MMM(わかりやすい・・・)」です。
では見ていきましょう。
スリーエムとはどんな会社か?
スリーエムといえば至る所で見るけど、何の会社か?と言われると難しいですよね。
有名なのはポストイット。日用品などを手広く手がけているイメージです。
光ファイバ、光学フィルムなどの光学材料、歯の詰め物などの医療材料、電子材料、コーティング材料にもその裾野をアメーバ状に広げています。日本だと日東電工さん(こちら)などがイメージに近いのではないでしょうか
日本最大の化学ポータルサイトChem-Station
増配当銘柄としての観点
なんと63年連続の増配当を続けています
米国の連続増配当銘柄ランキングの8位にランクインしています。
スリーエムの配当利回り
配当利回りは3.25%
今回紹介した3つの銘柄の中ではトップです。
63年もの連続増配当記録。企業規模なども踏まえてこの銘柄もやはり
長期保有に向いている銘柄といえると思います。
直近の株価の流れ
2011年の80ドル前後から、現在は182ドルとおよそ2.2倍程度。
コロナ前は220ドルほどでしたので、まだそこまで回復に至ってはいません。
またS&P500の中ではやはり伸び率は高くない銘柄といえると思います。
こちらもやはり成熟株であります。
キャピタルゲインよりもインカムゲインを安定して得ることを目的とするのが良いと考えてます。
スリーエムは買いか?
長期保有として配当金を狙うには良い銘柄と私は思ってますが
懸念点もあります。
2018年から株価は下降気味であった
これは米中の貿易摩擦が激化(関税の引き上げ)したことを受けて
中国との取引高が大きい企業を中心に株が売りに出されたことが要因とのことです。
ここからさらにコロナショックを受けて、伸び悩んでいるというのが現状です。
今後の大幅な株価の高騰の可能性は薄く、横ばいになるのではと私は考えてます
私のJNJ、KO、MMMの運用成績
私自身はこれらの銘柄を2020年11月に購入しました。
現在の結果、及びそれぞれの株の特徴を表でまとめました。
これから株を始める人が参考にしてくれれば嬉しいです
銘柄 | ティッカー | 株数 | 損益率(%) | 評価損益(ドル) | 配当金累計(ドル)(税引き前) | 連続増配当年数 | 配当利回り |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ジョンソン・エンド・ジョンソン | JNJ | 10 | 12.71% | 188.31ドル | 41.4ドル | 59年 | 2.54% |
コカ・コーラ | KO | 20 | 4.09% | 43.75ドル | 25ドル | 59年 | 3.02% |
スリーエム | MMM | 10 | 9.21% | 155.69ドル | 44.3ドル | 63年 | 3.25% |
このように、10か月の運用としては株価は上がり、配当金もしっかり入金されています。
長期保有を目的として連続増配当銘柄からこの銘柄を選択したのは
今のところは良い方向に動いていると言えます。
私自身はこの銘柄を20年、30年と持ち続けてインカムゲインを享受しようと考えています。
もちろん配当金などのさらなる追加投資も検討中です
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まとめ
今回は連続増配当銘柄の中でも
・ジョンソンエンドジョンソン
・コカ・コーラ
・スリーエム
の3つに絞って詳しくみてみました。
いずれの銘柄も「短期間での爆上がりー!!!」というのは期待できませんが
老後資金としてゆっくりじっくりと塩漬けにするのには向いていると思います。
20代~40代の投資初心者向きの銘柄ではないかと私は思いますし
私自信も初めて購入する銘柄として選び、これからも保有しつづける予定です。
【関連記事】連続増配当銘柄が投資対象として良い。初心者ほど選ぶべき理由は
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