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積立NISAおすすめファンド2選とその選び方。30代初心者向け

積立NISAアイキャッチ画像

積立NISAの恒久化などで、政府の後押しのある積立投資。
ただ、実際にはまだやっていない人も多数いるかと思います。

30代には遅くても始めるほうが良いと思います。

積立NISAは少額投資。20年30年と長い年月をかけることでメリットを最大限得ることができます。
30代に始めれば50代60代にお得に資産を築くことができます

ただし、積立NISAを実際にはじめようとしても

何に投資すればいいかわからない!

という方がたくさんいると思います

この記事では

・30代40代の投資初心者

・積立NISAをはじめてみる、または始めたばかりの方

・積立NISAで老後資金を貯めたい方

このような方達に「積立NISAのおすすめのファンド2選、そして選び方のコツ」これを、超分かりやすく解説していきます。

【関連記事】そもそも積立NISAの何がそんなお得なの?という方はコチラの記事がおすすめです

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目次

積立NISAおすすめファンド2選とその選び方。30代初心者向け

結論から言います。

積立NISA初心者おすすめファンドは次の2つ

・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

そして、上のようなファンドをどうやって選ぶかの基準は次の3つ

その1、インデックスファンドを選ぶべし
その2、分散投資を選ぶべし
その3、手数料が低いファンドを選ぶべし

このファンド2つは現段階で最もローリスクに安定したリターンを得ることが出来る可能性があるファンドであるとは思います。

が、なぜこのファンドが良いのかを理解しないまま積み立てるのは危険です。

選び方の基準を理解して、このファンドがどのようにその条件に合致しているのかしっかりと理解して積立をしましょう。

この2つのファンドと、選び方をじっくりと解説していきます。

積立NISAおすすめファンド2選

まず1つ目はこちら

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

こんな方におすすめ!

全世界に分散投資。ローリスクで着実に資産を増やしたい方向け

そして2つ目はこちら

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

こんな方におすすめ!

これからも米国1強。世界はアメリカが引っ張っていく!という方向け

1つ1つ見ていきましょう。

積立NISAおすすめファンド、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

このファンドは一言でいうと

全世界の2900銘柄以上に分散投資できるファンドです

MSCIオールカントリーワールドインデックスという指数に連動するよう運用されるインデックスファンドです

インデックスファンドが良くわからない方は、この記事内に説明があります。
とりあえずここは分からないままでOK!

この指数はアメリカのMSCI社が提供する外国株式指数であり2,900銘柄以上の株が含まれ、世界中の時価総額の85%をカバーしています。

eMAXIS Slimとは何か?

eMAXISとは?

三菱UFJ国債投信が運用するノーロードインデックスファンドです。
ノーロードとは、「販売手数料が無料であること」を指し、このようなファンドをノーロードファンドといいます。

eMAXISの一番のコンセプトは「長期運用」がコンセプトとなっています

Slimとは?

eMAXISシリーズは現在3つのシリーズで構成されていて、それぞれコンセプトは下記のようになってます

シリーズコンセプト
eMAXIS Plus資産形成のステップアップ用
eMASXIS Neo宇宙開発やナノテクノロジーなどの「革新性」がテーマ
eMAXIS Slimとにかくコストにこだわる がコンセプト

つまりeMAXIS Slim全世界株式は全世界の株式への長期投資、分散投資をテーマとした販売手数料を無料とし、かつ保有時のコストもとことん抑えたインデックスファンドということになります

積立NISAおすすめファンド、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

eMAXIS Slimシリーズの米国株式S&P500をベンチマーク指数としたインデックスファンドです。

オルカンが全世界の株式対象でしたがこちらは全米のS&P500が対象となっています。

S&P500とは?

米国企業を代表する約500の企業が採用されている指数です。

S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが公表している株価指数

大きな特徴は

・米国の株式市場の約80%を占める時価総額
・厳しい条件をクリアした優良企業500社

が挙げられます。

実質米国株全体に分散投資が出来るメリットがあり、さらにS&P500に選ばれるには厳しい条件をクリアしなければならず米国の優良企業に自動的に分散投資していると言えます

オルカンは全世界対象でしたが、S&P500は米国が対象です。

・アメリカが1強でありつづける!と思う人はS&P500
・どうなるかはわからない!と思う人はオルカン

私個人としては長期投資であればリスクはなるべく下げたほうがいいと考えていることもあり、オルカンへの投資を推奨しております。

【関連記事】オルカンとS&P500どっちがいいのか?詳しく知りたい方は次の記事がおすすめです

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30代初心者向け。積立NISAファンドの選び方3つのコツ

積立NISAは、6000本近い投資信託商品の中から金融庁の厳選によって160本程度まで絞られています

ただし、初心者にとっては160本でも多い・・・ これが現実です

ここからは30代、40代の初心者が積立NISAをする場合にどのような基準でファンドを選べばよいか、について記載していきます。

何故30代40代なのか?

積立NISAは20年間にわたってドルコスト平均法で積み立てることが前提です。

30代、40代にとっては「老後資金」のために積み立てる方がほとんどでしょう。

老後資金として積み立てるのであれば

なるべくリスクを少なく積み立てる必要があります

当記事では、この観点から、どのように選べば良いかを記載しています。

今回の選び方が万人にとってのベストな方法ではないことをご了承ください

積立NISAは次の観点からファンド選びをするべきです。

その1、インデックスファンドを選ぶべし

その2、分散投資を選ぶべし

その3、手数料が低いファンドを選ぶべし

積立NISAのファンドの選び方その1。インデックスファンドを選ぶべし

ファンドには次のような種類があります。

・インデックスファンド

・アクティブファンド

インデックスファンドとは?

ある特定の指数に沿った運用となるように株を売買するファンドです。

オルカンであればMSCIオールカントリーワールドインデックス

特定の分野や特定の銘柄に偏ることがないため大当たりが少ない分、大きく損失を出すことも少ないです。

アクティブファンドとは?

プロのファンドマネージャーが銘柄を厳選して投資します。
ファンドマネージャーの手腕によって上がり下がりが決定します。

一般的には特定ベンチマークを定めて、そのベンチマークを上回ることを目指して運用します。

アクティブファンド →この銘柄は儲かるぞ!と予測を立てて投資
インデックスファンド →一定の指数に沿うように機械的に投資

何故インデックスファンドを選ぶべきなのか?

インデックスファンドには次のようなメリットがあります。

・手数料が安い →機械的に投資をするため運用の手間が少ない

・幅広く分散投資ができる →銘柄数の多い指数であれば分散投資となる

・特定の銘柄やセクターのリスクヘッジができる

このように、長期運用をするならインデックスファンドであるべき、というメリットが多数あります。

ですが、何よりも次に挙げる内容が私がインデックスファンドを選ぶべき最大の理由です。

次の表はS&P500指数に対してアメリカのアクティブファンドがどれだけ負けたかの表になります。

期間負けたアクティブファンド割合
5年間88.3%
10年間84.6%
15年間92.15%

5年間の運用においても88%は負けていて15年間と長期になれば92%ものアクティブファンドが負けています。

長期投資が目的でかつ初心者で厳選ができないのであれば、手軽に分散投資ができるインデックスファンドを選ぶべきということが分かるかと思います。

積立NISAのファンドの選び方その2。分散投資を選ぶべし

長期運用が前提あれば、リスクを減らすために分散投資をするべきです。

積立NISAのファンドによってどれだけ分散投資をできるかは違ってきます。

ただし、広く分散投資をすればするほどリターンも少なくなることはかならず頭に入れておくべきです

具体的に積立NISAで選択できるファンドの銘柄数は以下のようになってます。

ファンド銘柄数
eMAXIS Slim全世界株式2900
eMAXIS Slim全米株式(S&P500)500
コモンズ30ファンド30
ニッセイ外国株式インデックスファンド1300

このようにインデックスファンドであれば十分な分散投資ができますが、アクティブファンドは特に銘柄数を絞っていることが多いです。

その分、1銘柄が伸びたときのリターンも大きいのですが大きく崩れる可能性も高いです。

老後資金を目的とした長期投資であれば分散投資でリスクを低くするべきですので、なるべく分散投資をできるファンドを選ぶべきです

積立NISAのファンドの選び方その3。手数料が低いファンドを選ぶべし

20年30年と長期運用を行う積立NISAは手数料が超重要です。

手数料が低ければ低いほど良いのですが

そもそも積立NISAのファンドはノーロードかつ運用手数料も低水準であることが条件となっています

金融庁が定める積立NISAに登録できるファンドの条件の抜粋は次のようになってます。

・販売手数料はゼロ(ノーロード)
・信託報酬は一定水準以下

信託報酬とは?
投資信託を管理運用してもらうための経費です。
保有している限り投資家は支払いつづけます

つまり積立NISAは購入手数料は無料。かつ管理費用も安く抑えられます。

一般的に、インデックスファンドに比べてアクティブファンドの信託報酬は高いです。
信託報酬の観点からもインデックスファンドを選択するほうが良いでしょう。

具体的には以下のように違います ※1つの例です

ファンド種類信託報酬
eMAXIS Slim米国株式インデックス0.0968%
コモンズ30ファンドアクティブ1.078%

まとめ

今回の記事では30代初心者が積立NISAを始める場合のおすすめファンドと、その選び方を記載しました。

ファンドの選び方は次の3点

その1、インデックスファンドを選ぶべし
その2、分散投資を選ぶべし
その3、手数料が低いファンドを選ぶべし

そしておすすめファンドは次の2つです

■eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
 →全世界に分散投資。ローリスクで着実に資産を増やしたい方向け

■eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
 →これからも米国1強。世界はアメリカが引っ張っていく!という方向け

2022年株価は米国利上げの影響が欧州にも波及して全体的に下落。そんなときこそ愚直な積立が後々活きてきます!

しっかりと将来のために積立NISAをやっていきましょう

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積立NISAは長期投資が大前提で、ローリスクではあるもののリターンはやはり小さいです。

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こういう方は多いと思いますが、ただし今は下落局面でどのセクターの株も下がっていてかつ初心者にはかなり難易度の高い局面です。

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なかマネ

30代になり「将来(老後)」を考えるようになり資産形成を開始。仕事の残業でなかなか株価をチェックすることが難しいですが、そんな私でも出来る投資方法として「オルカン」にはまりました。このブログでは、「オルカン」について徹底的に分析をし同じく30代から投資を始める、私のように「株価を毎日チェックせずとも投資したい!」というサラリーマンの方に向けて私の学んだ内容を初心者向けに私なりに解説していきます。同じ初心者だからこそ分かりやすい記事に出来ると思います!たまに仮想通貨やETFについても勉強した内容をアウトプット。飲食店経営経験もあるのでそちらのノウハウもアウトプット!
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この記事を書いた人

30代になり「将来(老後)」を考えるようになり資産形成を開始。仕事の残業でなかなか株価をチェックすることが難しいですが、そんな私でも出来る投資方法として「オルカン」にはまりました。このブログでは、「オルカン」について徹底的に分析をし同じく30代から投資を始める、私のように「株価を毎日チェックせずとも投資したい!」というサラリーマンの方に向けて私の学んだ内容を初心者向けに私なりに解説していきます。同じ初心者だからこそ分かりやすい記事に出来ると思います!たまに仮想通貨やETFについても勉強した内容をアウトプット。飲食店経営経験もあるのでそちらのノウハウもアウトプット!

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