積立NISA人気銘柄の1つ
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)通称オルカン
このファンドを買おうとした時に目に入るもう一つのファンド
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
これはなんぞや!?日本除いた方がいいの??
- オルカンを買う場合、日本は除いた方がいいのか?
- 日本除くと、除かない通常のオルカン。どっちがお得?
- 30代40代で老後資金に向けて積立NISAを始める
- 積立NISAをリスクの少ないファンドに組みなおしたい
積立NISAで長期的に資産を積み立てる人向けです。
では、日本除くと除かない。どちらが良いかみていきましょう
オルカンの日本除くと除かない。日本除くを選ぶな!30代積立NISA
老後資金目的として資産形成をしているのであれば「日本除く」を選ばないほうがリスクが低いです。
この2つの過去の運用成績、手数料の低さはほとんど一致しています。
では、どちらを選んでも一緒なのか?
いいえ。どちらを選んでも一緒ではありません。
ここからは次の内容を見ていきます。
- なぜ「日本除く」を選んではいけないのか?
- それぞれのファンドはどの程度差があるのか?
内容を詳しくみていきましょう。
【オルカン】eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)のファンドの実態を見てみましょう。
意外にも設立は2018年3月19日とオルカンより早いです。
設立時の基準価額は9973円
4年後の2022年3月は16298円でした。
設立来の年平均は13%と高い運用成績となっています
手数料は0.1144%。
こちらは「オルカン」と全く同じ手数料です。
「日本除く」と「オルカン」比較してみた
まとめてみた表が次のようになります。
比較項目 | 日本除く | オルカン |
---|---|---|
設立年月日 | 2018/3/19 | 2018/10/31 |
平均リターン | 13% | 13% |
現在(2022年11月) の基準価額 | 17513円 | 17199円 |
手数料 | 0.1144% | 0.1144% |
これを見ると
どちらもほとんど変わらない
ということが分かるかと思います。
なぜ変わらないのか?
この要因は
オルカンの組み入れ上位銘柄、および構成する国の割合によるものと思われます。
No | 組み入れ上位銘柄 | 業種 | 国・地域 | 比率 |
---|---|---|---|---|
1 | APPLE INC | テクノロジー | アメリカ | 3.6% |
2 | MICROSOFT CORP | ソフトウェア | アメリカ | 3.3% |
3 | AMAZON.COM INC | 小売 | アメリカ | 2.2% |
4 | TESLA INC | 自動車 | アメリカ | 1.2% |
5 | ALPHABET INC-CL A | メディア | アメリカ | 1.2% |
6 | ALPHABET INC-CL C | メディア | アメリカ | 1.2% |
7 | FACEBOOK INC-CLASS A | メディア | アメリカ | 1.1% |
8 | NVIDIA CORP | 半導体 | アメリカ | 0.9% |
9 | TAIWAN SEMICONDUCTOR MANUFAC | 半導体 | 台湾 | 0.7% |
10 | JPMORGAN CHASE & CO | 銀行 | アメリカ | 0.7% |
【関連記事】米国の金利上昇、ロシア情勢はオルカンにどう影響を与えたか?
気になる方は次の記事をチェック
オルカン「日本除く」を選んではいけない理由は2つ
これまで見てきた内容から、どちらも運用成績や手数料が共に変わりないことが分かりました。
では、結局どちらを選んでも良いということなのでしょうか?
「30代、40代から老後資金に備えて資産形成をしたい」
このように考えて積立NISAをする方であれば
私は断然、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を勧めます
理由は次の2つになります。
日本を含めることでより分散投資が可能
これまでは米国株1強の時代が続いたことで、日本を含めても含まなくても運用成績は変わらない結果です。
- 日本が躍進した場合 →日本含むオルカンであれば恩恵を受けれる
- 日本が衰退した場合 →現在のオルカンでの日本の割合はかなり小さいためほぼ影響なし
どちらに転んでもリスク少なく恩恵を受けれる可能性があります。
日本除くを選択していた場合、日本躍進時の恩恵は受けれません
そもそも全世界に幅広く分散投資することで利益を得るオルカンです。
日本だけピンポイントに外す必要は無いでしょう。
日本を含めることで純資産額が大きくなる
純資産を見てましょう。
- 日本除く →1845億円
- オルカン →7356億円
純資産が少ない = 資金が流出している = 株を買う資金が無くなる
純資産が少ないファンドは、売られすぎた場合は途中で運用をやめてしまうことがあります。
そうならないためにも一般的には「純資産は大きいほうが良い」とされています
1845億円もファンドの中ではかなり大きいほうではありますが、やはりオルカンの7356億円の安定感にはかなわないと思います
【オルカン】下落局面こそ富の源泉!個別銘柄に仕込むならこれ
積立NISAのオルカンは長期投資が大前提で、ローリスクではあるもののリターンはやはり小さいです。
5年程度で個別銘柄で当てたい!
このような方は多いと思いますが、ただし今は下落局面でどのセクターの株も下がっていてかつ初心者にはかなり難易度の高い局面です。
このような局面こそ、私は次の教材をおすすめします
最新の世界情勢に合わせた個別銘柄厳選10銘柄が分かる上に、何よりも知識として学ぶことが本当に大きいです。私は積立NISAで将来のために投資をしつつ、余裕資金で個別銘柄などで稼ぐことを行っております。
初心者が闇雲に個別銘柄を選定するのではなく、この教材から学びそして最後は自分の考えで実際に投資をすることで、大きいリターンと次に確実につながる知識を得られます。
勉強、そして短期に利益を上げる意味でも、超超超おすすめです。
安全に利益を積み重ねられます。私自身そうしてきました。
こちらの厳選10銘柄の正しい使い方や詳細を知りたい方は次の記事にわたしの購入した結果をまとめてありますのでぜひどうぞ
まとめ
オルカンを購入しようとしたときに、投資家を妙に悩ませる「日本除く」ファンド
今回はこちらについてまとめてみました。
結論としては、長期分散投資であれば日本だけ除く必要は無く、オルカンにドルコスト平均法で毎月積み立てるのが最もローリスクに資産形成を出来る方法であると思います。
とはいえ20年30年の長期投資は長いです。
投資資金以外の余裕資金で細かくお金を稼ぐには個別銘柄、FXなどが勉強にもなるので良いです。
私自身はFXも少額ながらやってますが、DMM FXが個人的にはUIが使いやすい印象です。
FXを始めてみた記事はコチラから
なかマネ
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