飲食店をやっていて、自分のお店の商品を
ネット通販で販売したい!と思っている方は多いのではないでしょうか?
自家製チャーシュー、自家製ハム、自家製ソース、自家製タレ
飲食店は食品物販の宝庫です。
この記事では
「飲食店」が「自家製」の商品を「ECサイトや物販」で販売して
成功するまでの道筋を公開します。
私は、物販を初めて初年度490万円の売上でした。
この記事の簡単な用語解説
ECサイト ・・・ electronic commerceの略。ネット通販サイト。
カラーミーショップ ・・・ ECサイトを構築できるプラットフォーム
OEM ・・・ 製造メーカーが他社のブランドを製造すること
飲食店がECサイトで成功する物販とは。始め方から販路開拓まで
飲食店がECサイトおよび物販を始めてから販売経路を広げるまでを
全部で3つのステップで説明します。
・ステップ① 商品開発
・ステップ② 自社販売
・ステップ③ 販路拡大
それぞれのステップ毎に気を付けるべき重要な項目に絞って解説していきます。
この記事の信頼性
この記事は知識ゼロからラーメン店が初年度490万を物販で売り上げるまでの
ストーリーのまとめの記事です。
この記事を読めば
・どういう内容で壁に当たったか
・その壁をどのように乗り越えたか
・知識もコネクションもゼロの状態からどうやって販路を広げたか
・ネット通販全くの初心者がどのようにサイトを立ち上げたか
これら全てを私の体験をもとに実感することができます。
ではみていきましょう。
飲食店の物販(EC)販売の道筋ステップ①【商品開発】
飲食店が物販を始めたい、自分たちの自家製食品を販売したい
このように思ったら、そこからが「商品開発」の開始です。
商品開発において気を付けなければいけないのは
今ある自家製商品を瓶詰して販売は出来ないということです。
商品開発のステップでは次に挙げる要素が重要です。
・営業許可の確認
・OEM先の選定
・賞味期限の設定
・価格の設定
1つ1つ見ていきましょう。
営業許可の確認
今ある自家製商品を瓶詰して販売する場合、
この場合は営業許可は「飲食店営業(食堂)」ではなく
「缶詰又は瓶詰食品製造業許可」が必要です。
つまり、通常の飲食店の営業許可では販売は出来ないということになります。
これを解決する手段としてOEM業者への発注があります。
OEM業者に商品開発を依頼することによって 飲食店として物販を販売することが可能になります。
営業許可に関する詳しい内容は次の記事にまとめています。
[nlink url=”https://nakamoney.com/ec2″]
OEM先の選定
営業許可問題をクリアするためにOEM業者へ発注を行いますが
どのような基準でOEM業者を選べばよいか?
OEM業者は複数あり、また企業規模によって請け負う内容も変わってきます。
OEM業者を選ぶ要素としては
・ロット
・どこまでの資料を提出できるか
・リードタイム
などからOEM業者を選ぶ必要があります。
OEM業者とは長い付き合いになります。慎重に選びましょう
OEM業者の選び方は詳しく次の記事にまとめてあります。
[nlink url=”https://nakamoney.com/ec3″]
賞味期限の設定
食品の物販のため「賞味期限」が必要です。
これは適当設定するものではなく、なぜその期間なのかの根拠が絶対に必要です。
また、賞味期限が短いと今後の販売の足枷になってしまいます。
食品の物販にとって賞味期限は非常に重要な数値です。
根拠に基づいてなるべく長い賞味期限になるよう商品開発しましょう。
賞味期限の延ばし方については次の記事にまとめてあります。
[nlink url=”https://nakamoney.com/ec4″]
価格の設定
最後に価格を決めます。
この段階で商品の材料費が確定しているはずです。
原価率を何%にするかによってどこまで販路拡大出来るかが変わってきます。
「最終的にどこまで商品の販売を拡大させたいか」によって
価格設定は変わってきます。
ここで決める価格は「上代」となって後々商談において重要な数値になります。
価格については、どのような考え方でどのような原価率で決めれば良いかを
次の記事にまとめてあります
[nlink url=”https://nakamoney.com/ec5″]
価格まで決まれば、次はいよいよ販売のステップになります。
飲食店の物販(EC)販売の道筋ステップ②【自社販売】
商品が完成し、いよいよ販売開始です。
まずは自社での販売。
店頭販売(オフライン)かECサイトでの販売が販売ルートになります。
店頭販売
販売スペースさえあればすぐにでも販売できます。
ステップ①で決めた上代のまま販売しましょう。
自分の店舗での物販の販売は、一番購入してくれるお客様が多いです。
自家製商品であれば惜しみなく店内で商品をアピールしましょう。
ECサイトでの販売
なかなかとっつきにくいのがECサイトでの販売です。
一番の難関は、ECサイトの立ち上げです。
私の場合は
カラーミーショップで立ち上げました。
カラーミーショップは
決められたテンプレートを選ぶだけですぐに通販サイト立ち上げが出来ます。
カート機能なども最初からついていて
月額3300円程度で使用できます。
ロイヤリティも無し(プランにもよりますが)のため
商品が爆発的に売れたとしても月額3300円は変わりません。
登録自体は無料なので、お試しで登録してテスト的に立ち上げてみるのもおすすめです。
まずはサイトを立ち上げて触ってみることが重要です。
※月額費用、初期費用無料のフリープランというのもあります
カラーミーショップについては、なぜカラーミーショップが他社サイトに比べてよいのか。
次の記事にまとめてありますので参考にしてください。
[nlink url=”https://nakamoney.com/ec_colorme”]
自社販売が出来たら、次はいよいよ販路拡大です。
自社では販売できない地域の小売店やデパートで自社商品が販売できます。
ここから一気に販売数が伸びていきます。
飲食店の物販(EC)販売の道筋ステップ③【販路拡大】
商品開発し、自社販売も達成。
いよいよ全国へ向けて販売を拡大しましょう。
次の方法で販路拡大を行います。
①商談会への参加
②小売店との直接取引
③問屋との取引
商談会への参加
各地域で商談会が開催されてますのでそこに参加してみましょう。
商談会に参加するにあたって最低限検討しておくべきことは
・上代
・ロット数(小売店向け、問屋向け)
・卸値(小売店向け、問屋向け)
商談会は結局場数を踏むしかないです。
とにかく空気感に慣れるまで何度も参加をしましょう
商談会初心者の方は次の記事を参考にしてみてください
[nlink url=”https://nakamoney.com/ec15″]
小売店との直接取引/問屋との取引
商談会の場では
・小売店
・問屋
とそれぞれ取引を行います。
それぞれ「ロット」「卸値」の考え方は若干異なります。
それぞれの違いを理解して上手くwinwinの関係となる商談をする必要があります。
それぞれどのように対応すれば良いかは次の記事にまとめました。
【関連記事】小売店との直接取引
[nlink url=”https://nakamoney.com/ec11″]
[nlink url=”https://nakamoney.com/ec12″]
【関連記事】問屋との取引
[nlink url=”https://nakamoney.com/ec13″]
[nlink url=”https://nakamoney.com/ec14″]
まとめ
飲食店がECサイトで物販を始める手順を書いてみました。
いかがでしたでしょうか?
コロナ禍の現在、店内飲食以外でも自分の商品を外に向けて発信することは
良いことだと思います。
商品に自信があるならなおさらです。
自社ECサイトを立ち上げ、問屋の契約
それらを介して全国へ商品を発信していければ今とは全く違う世界が見えるはずです。
私はそうでした。本当に物販やってよかったです
【関連記事】ECサイト立ち上げはカラーミーショップがおすすめ
[nlink url=”https://nakamoney.com/ec_colorme”]
【関連記事】知識ゼロからラーメン店が物販始めて1年経過の結果報告
[nlink url=”https://nakamoney.com/ec1″]
なかマネ
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