仮想通貨BCHビットコインキャッシュ。ハードフォークで誕生したコインの将来性

2022年5月24日2022年7月7日

ビットコインのハードフォークによって生まれたビットコインキャッシュ（BCH）。

ビットコイン以外にも暗号資産への投資をしたい！と思ったときに
気になる存在です。

・ビットコインキャッシュとはビットコインと何が違うのか？

・そもそも「ハードフォーク」とは何？

・ビットコインキャッシュの今後の将来性は？

この記事ではこのような内容について初心者向けに書いていきます。
次のような人におすすめの記事です。

・仮想通貨をはじめてみたい！

・ビットコインは買ってみたけど、次何買えばいいのか分からない

・500円程度から仮想通貨を買ってみたい

では、見ていきましょう。

仮想通貨BCHビットコインキャッシュ。ハードフォークで誕生したコインの将来性

仮想通貨ビットコインキャッシュ（BCH）は
2017年8月のビットコインのハードフォークによって誕生しました。

ビットコインキャッシュはビットコインのスケーラビリティ問題を
解決するコインとして注目を浴びました。

ビットコインよりも送金や決済における
・処理速度の速さ
・手数料の安さ
を前面に押し出しているコインです。

この記事では

・誕生のきっかけとなった「ハードフォーク」とはそもそも何なのか？

・ビットコインキャッシュの特徴と将来性

・ビットコインキャッシュを取り扱う初心者おすすめ取引所

について書いていきます

ビットコインキャッシュの誕生した経緯。ハードフォークとは？

2017年8月にビットコインがハードフォークしたことをきっかけに
ビットコインキャッシュ（BCH）が誕生しました。

そもそもハードフォークとは何か？

大前提として、多くの暗号資産はブロックチェーンという技術を用いています。

ブロックチェーンとは？
ブロックチェーンは、非中央集権的な管理に向いている技術であり
取引内容を各々が監視しあうことで正当性を保っています。

ブロックチェーンに記録された取引は改ざんが不可能となってます。

このブロックチェーンに仕様変更（アップデート）を加えることを
フォーク（チェーンの分岐）と呼び、次の2つの種類のフォークがあります。

・ソフトフォーク
・ハードフォーク

ソフトフォークの場合は、アップデート後とアップデート前のブロックチェーンに互換性があり
分岐は一時的で最終的に新バージョンの仕様に置き換わります。

一方ハードフォークの場合は新アップデートが大型アップデートの場合が多く

旧ソフトとの互換性がありません。

この場合はハードフォーク（永久に分岐する）状態となり
新ルールの仕様と旧ルールの仕様で2局化します。

ハードフォークにより新しい仮想通貨が生まれます。
その後、新ルールと旧ルールの仮想通貨どちらに価値が生まれていくかは分かりません。
保有している仮想通貨にハードフォークが起こる場合はかなりの注意が必要です。

過去のハードフォークの一覧

これまでに起きたハードフォークを次に表にまとめます。
その時々でどのようなコインが生まれて、現在どのようになっているかが
重要なポイントです

時期	対象コイン	新通貨
2017年8月	ビットコイン	ビットコインキャッシュ
2016年7月	イーサリアム	イーサリアムクラシック
2021年3月	ネム	ジム

仮想通貨ビットコインキャッシュはどのような通貨か？

2017年より前からビットコインは

「スケーラビリティ問題」

という大きな問題を抱えていました。

スケーラビリティ問題とは？
ビットコインの活用が増えてトランザクションが増えると
ネットワークの処理がトランザクションの増加に追い付かずに遅延が発生したり
また、1取引当たりの手数料が増えてしまったりします。

このスケーラビリティ問題を解決するべく次の2つの手段が検討されました。

・ブロックチェーンのサイズを変えない対応
・ブロックチェーンのサイズを大きくしてく対応

この対応をめぐってビットコインは大きく揺らいでいきます。

ブロックチェーンのサイズを変えない対応

segwitという技術を用いて、ブロックのサイズは変えずに
スケーラビリティ問題を解決する方法です。

segwitとは？
Segregated（分離された）Witness（証拠となるもの）の略語です。
従来1ブロックに1つの取引データを格納していましたが
segwitでは1ブロックに複数の取引データを格納できるようになります

この方法を用いたのが現在のビットコインです

ブロックチェーンのサイズを大きくしてく対応

一方で、ブロックチェーンのサイズを変えてしまう対応を取ったのがビットコインキャッシュです。

ブロックサイズの上限は1MBでしたが
ハードフォークによりビットコインキャッシュが誕生し

8MBに引き上げられました

2022年現在は32MBまで引き上げられています。

ビットコインは1MBのブロック内にsegwitの技術を用いて複数の取引データを格納していますが
ビットコインキャッシュはブロックサイズを32MBと増やすことでデータの格納量を増やしています。
お互いが異なるアプローチでスケーラビリティ問題に対策を行った形です。

ビットコインキャッシュはBCH？BCC？

ビットコインキャッシュで調べると「BCH」ではなく「BCC」も出てくるが
同じものなのでしょうか？

コインチェックもビットコインキャッシュが出来た当初は
「BCC」という表記を使っていました。

ところが、途中から「BCH」という表記に変更となります

2016年の上場した「ビットコネクト」という仮想通貨の正式な表記が
BCCだったためです。

ビットコネクトとの取り扱いの間違いを防ぐために「BCC」から「BCH」の表記へと
変更となったようです

ビットコインキャッシュの今後の将来性

ビットコインキャッシュの一番の特徴は

ビットコインのスケーラビリティ問題がブロックサイズの上限撤廃により解決されていることです。

これによって、決済時や送金時の処理速度が速く、手数料が安いことで
決済サービスに今後活用されていく可能性が高いです。

現在も大手ペイパルや楽天などでビットコインキャッシュを活用したサービス展開があり
また、中国ではwechatでビットコインキャッシュ対応となったようです。

時価総額も大きいので、今後の将来性は高く、また比較的安定したコインであるといえるでしょう

ビットコインキャッシュはいくらから買えるか？

1BCHの価格は現在2022年5月時点では
24,650円で推移しています。

コインチェックであれば500円から購入が可能です。

ビットコインキャッシュを購入するなら、初心者向けには

コインチェック

がおすすめです。

私は次のような理由からコインチェックをおすすめします
※コインチェックはレバレッジ取引が出来ないため中級者～上級者には向いていません

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この記事を書いた人
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なかマネ

30代になり「将来(老後)」を考えるようになり資産形成を開始。仕事の残業でなかなか株価をチェックすることが難しいですが、そんな私でも出来る投資方法として「オルカン」にはまりました。このブログでは、「オルカン」について徹底的に分析をし同じく30代から投資を始める、私のように「株価を毎日チェックせずとも投資したい！」というサラリーマンの方に向けて私の学んだ内容を初心者向けに私なりに解説していきます。同じ初心者だからこそ分かりやすい記事に出来ると思います！たまに仮想通貨やETFについても勉強した内容をアウトプット。飲食店経営経験もあるのでそちらのノウハウもアウトプット！