人気米国株ETF【VOO,VYM,SPYD】なぜ選ばれるのか?

  • 2021.09.10
  • ETF
人気米国株ETF【VOO,VYM,SPYD】なぜ選ばれるのか?

VOO、VYM、SPYDってなんでそんなにみんな買うの?

これから投資を考えているあなた
いろいろな書籍を読むと
このような疑問に当たると思います。

私はこちらの本を読み

投資完全初心者ながら米国ETFに投資をしました。

そのとき初めて購入したETFが

VOO、VYM、SPYD

でした。

この記事では

・ETFの中でもなぜこの3つを選んだか?
・選んだ結果、現時点(運用から約1年)で資産はどうなったか?

について書いていきます。

これから投資を始めようと思ってる20代~40代の方に参考になる
記事になれば嬉しいです!

※ちょこちょこ解説を入れてますが、専門家ではないのであくまでざっくりと。
自分の知識の範囲内での解説です。ご了承ください

※株は必ずしも儲かる商品ではありません。元本割れのリスクをしっかりと把握して
自己責任でやりましょう

人気米国株ETF【VOO,VYM,SPYD】なぜ選ばれるのか?

結論から言います。

・VOO →S&P500に投資できる。手数料も安く、10年間で4倍に成長
・VYM →米国の高配当株中心。手数料も安く、安定かつ高い配当金が狙える
・SPYD →S&P500の中でも高配当株中心。キャピタルゲインとインカムゲイン両方の旨味

これだけ聞くと良いこと尽くしですが、、、

実際に良いこと尽くしなんです笑

もちろんデメリットもありますのでそこもあわせて
1つ1つみていきましょう。

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米国株ETF、バンガードS&P500【VOO】の特徴と実績

VOOは米国を代表する500社(S&P500)の会社に分散投資できます。
500社と投資対象が幅広く(かつ優良企業)、またバンガード社運用であることから
手数料(経費率)が低めであることが特徴です。

過去の運用成績をみてみましょう。

2011年から4倍に成長!

今後もこれが続くかどうかは確証はありませんが、過去の運用実績としては十分なのではないでしょうか。

過去の実績も申し分無し。バンガード社運用で手数料も低い。
大きく値崩れするリスクが少なく、安定した運用が出来ることがメリットです

バンガード社の手数料(経費率)は安い?

そもそも経費率とは?

VOOは経費率が0.03%となってます。
この経費率というのは、基準価額に対して経費がどのくらいかかるかの割合です。
※厳密にいうと様々な経費がありますが、ここでは運用会社への報酬だと考えてよいと思います

基準価額とは?
基準価額とは、投資信託の値段のことで、多くは1口または1万口当たりの値段のことです。その投資信託が保有する株式や債券などの時価評価の総額に利息や配当金などの収入を加え、そこから運用コストを差し引いた金額を総口数で割って算出しています。

多くの投資信託では、基準価額は当初1万口1万円で設定され、その後の運用結果により変動します。

SMBC日興証券

VOOの基準価額が415.49ドルの場合0.03%は0.124ドルとなります。
経費はETFを保有している限り毎日支払います。
そのため1日あたり0.037円(0.0003ドル)
年間では(おおよそ)13.7円(0.124ドル)の経費が発生します。
これを「掛ける保有数分(2口なら26円、3口なら41円)」の支払いが必要となります。

投資には手数料等のコストがかかりますが、バンガードETFの平均経費率は0.08%と、業界の平均経費率0.31%に対して、三分の一以下という低コストを実現しています。

永久不滅ポイント ポイント運用

このようにバンガード社は手数料が低いことが特徴ではありますが
昨今はそもそもETF自体手数料が低いことと
他の運用会社もどんどん手数料が低くなっているため実質差は無いのかな?とも思います

VOOにデメリットは無いのか?

かなり万能だとは思いますが、強いて上げるなら

・米国に集中投資となる
・最低取引単位が高額

の2つです。

米国に集中投資となってしまうことについては
他のETFで補うべき内容かと思いますので割愛します。

VOOは1口415ドルと比較的高額です。
日本円にしておよそ45000円からの取引です。

後に紹介するSPYDなどは1口5000円前後です。

バンガード米国高配当株ETF【VYM】の特徴と実績

欲を出してこっちのETFもポートフォリオに入れちゃいました。
VOOが高かったというのもあります。。。。

なんといってもこのETFの特徴は

米国株全体という広い投資対象と高配当

です。

運用成績はこちら

過去10年で2.5倍に基準価額が成長しています。

他のETFと、VYMの特徴である配当利回りを比較した結果がこちらです。

ETF配当利回り
VYM2.81%
VOO1.28%
VT1.2%

※高配当ではないものと比較しました

他ETFと比較して配当利回りが高めであることが分かると思います。

・米国全体へ投資できること
・経費率が低めであること
・投資対象が広いが配当は高めであること
このあたりがVYMのメリットとなると思います。

VYMにデメリットは無いのか?

VOOと比較すると同じバンガード社ですが経費率は0.06%と2倍です。

ただし、0.06%でも投資信託などと比較するとかなり低いので
それほどデメリットにもならないかと思います。

SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF【SPYD】の特徴と実績

S&P500の中でも配当上位80銘柄を中心に構成されるETFです。
S&P500という米国を代表する銘柄の中でも高配当ということで

良いとこどりのETFという認識です(語彙力())

2020年4月のコロナショックから急激に基準価額が上がったことで
昨年話題に上りました。

直近の株価はこちら

このように2020年4月には一時22ドルまで落ち込みましたが
現在は41ドルとおよそ2倍近く基準価額が上がりました。

メリットはやはり利回りの良さ

直近配当利回りは3.95%

今回紹介しているETFの中では断トツです。
また、最低取引単位も約5000円~と比較的手が出しやすいETFかと思います。

3.95%という利回りの良さ。
S&P500から構成されているため大きく値崩れしにくく
キャピタルゲイン、インカムゲイン両方狙えるETFだと思います。

SPYDにデメリットは無いのか?

コロナ禍での株禍下落率からも分かるように「景気の影響を受けやすいETF」と考えます。
コロナのように米国の景気が大きく崩れる時に同じくSPYDも大きく崩れる可能性を持っています。

世の中の景気に左右されにくいセクターを「ディフェンシブセクター」といい
このセクターを中心に構成されるETFは景気に左右されにくい特徴を持っています。
ディフェンシブセクター例 →生活必需品、ヘルスケア、エネルギーなど

現在の資産状況【VOO,VYM,SPYD】

それぞれ、購入タイミングと現在の状況を次に公開します。

ティッカー口座
購入日購入数損益率(%)評価損益(ドル)配当金
VOO口座①R2.11月2口27.49%179.66ドル5.77ドル
VYM口座①R2.11月9口19.51%158.11ドル14.39ドル
SPYD口座①R2.11月5口30.52%47.35ドル5.94ドル
VOO口座②R2.12月10口23.07%781.00ドル19.81ドル
VYM口座②R2.12月35口18.55%589.43ドル37.59ドル
SPYD口座②R2.12月40口24.43%318.00ドル31.57ドル
VOO口座③R3.6月5口7.79%150.60ドル4.79ドル
VYM口座③R3.6月10口-0.19%-2.10ドル5.41ドル
SPYD口座③R3.6月20口-4.56%-38.76ドル5.74ドル

このことから分かるように

VOO、VYM、SPYDの3つはここ1年で右肩上がりで成長していることが分かると思います。
配当金もしっかりと振り込まれております。

ただし、口座③のSPYDを見るとわかるように
直近の株価はやや停滞気味。かつ、これからテーパリングの可能性を考えると
しばらく長期的に停滞する可能性もあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は投資の勉強で最初によく耳にする

・VOO
・VYM
・SPYD

についてどのようなETFかということについてと
現時点での運用成績の公開でした

この3つが投資初心者には非常に使い勝手が良いと私は思います。

・低い経費率
・過去の実績がある
・分散投資が手軽に出来る

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なかマネ

30代になり「将来(老後)」を考えるようになり資産形成を開始。仕事の残業でなかなか株価をチェックすることが難しいですが、そんな私でも出来る投資方法として「オルカン」にはまりました。このブログでは、「オルカン」について徹底的に分析をし同じく30代から投資を始める、私のように「株価を毎日チェックせずとも投資したい!」というサラリーマンの方に向けて私の学んだ内容を初心者向けに私なりに解説していきます。同じ初心者だからこそ分かりやすい記事に出来ると思います!たまに仮想通貨やETFについても勉強した内容をアウトプット。飲食店経営経験もあるのでそちらのノウハウもアウトプット!