飲食店で小規模事業者持続化補助金の採択を受けたいと考えている方
または、既に採択を受けて運用中の方
・実際にお金を支払われるまではどういう手続きを踏むのか?
・いつお金は手元に入ってくるのか?
・報告書ってどうやって作ればいいの?
この記事ではこのような疑問を解決します。
小規模事業者持続化補助金とは?
事業に係る経費の2/3を補助金として受け取れます。
最大50万円。
フリーランスでもOKです。使わない手はありません!
これから申請しようと思ってる方はコチラの記事を参照
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採択を受けて運用中の事業者の方はコチラをチェック!
採択後に補助金受け取れませんでした!ということが無いように……
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この記事の信頼性
私は2020年に申請→採択
そして年を跨いで2021年に報告書を作成→提出→入金
を経験しています。
一通り経験した飲食店がどのように入金までいったのか?
私の体験を踏まえてリアルなところを解説します。
小規模事業者持続化補助金採択後の飲食店の報告書の作り方
結論から言います。
商工会からの指示に従って規定のフォーマットに実績入力するだけです。
8か月間の結果を事細かに記載すればよいのですそんなに大変ではありません!
今回は補助事業終了後に報告書を提出して補助金を受け取るまでの流れを記事としています。
ラーメン屋店主の私が実際に補助金を受け取るまでの体験をもとにしています。
ここまで来たらあと少し!しっかりと補助金を受け取りましょう。
小規模事業者持続化補助金は採択後いつ入金されるのか?
報告書の作り方の前に・・・
皆さん一番気になるところ
お金はいつ振り込まれるのか!? 何よりも気になりますよね・・・笑
こちらは注意が必要な点ですが、私の場合
・2020年7月採択
・2021年3月まで運用(3月半ばから報告書作成開始)
・2021年4月1日に報告書提出 →入金(待ち)
上記から分かるように運用中は一旦お金の支出が発生します。
一度 75万円近く支払いをし、補助事業終了後に1か月程度で50万円が返ってきます。
その間に資金ショートしてしまわないように気を付ける必要があります。
小規模事業者持続化補助金採択後の提出物一覧
補助金を受け取るために提出する内容は下記です。
- 見積書
- 発注書
- 請求書
- 納品書
- 振込証明書
- 証拠写真
- 実績報告書
見積書~証拠写真までは、運用中にしっかりと先方から受け取る必要があります。
この辺の注意事項はコチラの記事を参考にしてください。
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小規模事業者持続化補助金採択後の実績報告書提出の流れ
私の場合は下記の流れでした。
- 商工会から実績報告書のフォーマットが送られてくる
- 内容に沿って実績を記載して、各種書類と一緒に添削してもらう
- 不備な点などを指摘してもらい、再度提出
- 2週間くらい後に「確定通知書」が郵送で送られてくる
- 商工会に連絡
- 入金
小規模事業者持続化補助金の採択後の実績報告書は何を書けば良いのか?
商工会からある程度のフォーマットは指定されますが
けっこうざっくりな分類となってます。
特に私が苦労したのが
●事業の具体的な取り組み内容
●事業成果
この2点について何回か「やり直し」となりました。
※事業完了から15日以内という期限がありますので
早めに一回目の添削を依頼したほうが良いです!!
「事業の具体的な取り組み内容」の書き方
補助金対象となる各種施策について、次の内容を細かく記載します。
・具体的に何をやったか
・いつ実施したか
・どのような目的があったか
・実際にやった結果の凡例など
「いつ実施したか」については、実態と差分が無いようにしましょう。
実際の実行結果などについては、「画面のスクショ」や「宣伝媒体の写メ」を貼るなど
画像付きでの説明が求められることが多いです。
例えば新聞掲載による宣伝活動を行った場合は
・新聞掲載日
・なぜ新聞掲載という手段を選んだのか?
例:新聞に掲載される広告は信用性が増すことから、安心して購入できる商品だとの認知度向上につなげた
・対象地域
・実際に掲載されている写真
などを細かく記入します。
また、途中で変更が入った場合などもここで説明を入れておきます。
なぜその事業を中止したのか、代わりに何をやったかを説明します。
「事業成果」の書き方
ここでは、今回の補助金を活用した事業によって
どのような効果があったのか?を具体的な数値で示します。
私の場合は
「ラーメンスープ濃縮タレの販路拡大」がテーマでしたので
実際の売上にどのような影響があったのか?を見るために
月別の前年度比のタレの売上を表でまとめました。
その他
実際に経費として要した金額の記入、振込先口座の記入
以上で報告書は完成です!
小規模事業者持続化補助金は採択後にもう一度申請できるのか?
これに関しては基本的にはOKです。
申請が通った場合はまた翌年度も経費を補助してもらうことが出来ます。
ただし同じ補助事業での申請は基本的には審査が通りません。
私の場合は「ラーメンスープ濃縮タレの販路拡大」というテーマでしたが
この販路拡大においての施策は「メディアへの掲載による販路拡大」でした。
この場合、広告宣伝費が対象となるような申請は2回目は基本的に通りません。
もしやるとすれば
「商談会への出店費用」「物販スペースの新規設置」などのように
1回目とは毛色をガラッと変更して申請する必要があります。
まとめ
小規模事業者持続化補助金の報告書作成については
商工会指定のフォーマットに結果を記入するのみ
なのでそこまで大変ではありません。
ただし、運用中の注意事項の記事でも述べましたが
見積書や発注書などの各種書類に不備があると支給されないこともあるため
そこだけは特に気を付ける必要があります。
詳しくはコチラの記事
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小規模事業者にとってはコロナ禍において非常に有益な補助金であると思います。
ぜひ、申請してしっかりと運用して補助金を受け取りましょう。
小規模事業者持続化補助金の採択までの道のりはコチラの記事
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