小規模事業者持続化補助金 採択!飲食店経営者が行った申請方法と採択までの流れ

小規模事業者持続化補助金 採択!飲食店経営者が行った申請方法と採択までの流れ

飲食店経営をしておりますが
令和2年に「小規模事業者持続化補助金」の採択を受けることが出来ました!
この記事では私の体験をもとに

・申請したいと思ったらまず何をする?
・どのように申請を行ったのか?
・申請書類の書き方は?
・採択後に気を付けるべき点は?


について書いていきます。10分程度で読み終わりますので
興味のある方はぜひご一読ください

※個人事業主も対象です!

合わせて読みたい:採択を受けた後に注意する点↓↓↓

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最大6000万円補助の「事業再構築補助金」について↓↓↓

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小規模事業者持続化補助金 採択!飲食店経営者が行った申請方法と採択までの流れ

小規模事業者の定義は?

商業・サービス業(宿泊・娯楽業除く) →常時使用する従業員の数 5人以下
サービス業のうち宿泊業・娯楽業    →常時使用する従業員の数 20人以下
製造業その他             →常時使用する従業員の数 20人以下

引用元:日本商工会議所

上記に該当する商工業者及び個人事業主向けの補助金制度となります。

補助金対象の経費は?

詳しくは先ほど同様日本商工会議所のHPを参照していただき
ここではざっくりと説明すると

●販路開拓費用
 →宣伝費、商談会参加費、開発費、システム構築費 など
●業務効率化の取り組み費用
 →倉庫や労務などの管理システム導入費用

小規模事業者持続化補助金とは結局?

小規模事業者において事業経費の2/3を補助してもらえます(最大50万円)。

75万円分の販売促進費がかかったとして50万円分は補助が出るため
実質25万円分の出費で75万円相当の宣伝ができる
※全て税抜き

小規模事業者持続化補助金の申請のきっかけ

私の場合、まず私は補助金を申請する前段階で
らーめんのスープを瓶詰にして販売しようと画策しておりました。


色々なところに掛け合い販売開始がいよいよできる・・・!というタイミングで
銀行の担当者から「こういう制度もあるよー」と軽いノリで資料を貰ったのがきっかけでした。


その時点で商品化は目前だったため私の場合は
「この商品を販売するにあたっての販促費用に使えるかな?」との思いから
申請に動き出しました。

小規模事業者持続化補助金の採択を受けるまで

採択までの流れ。まずはじめにしたこと

申請してみよう!と思いまずはじめにしたことは
地域の商工会に相談 でした。
小規模事業者持続化補助金は各地域の商工会/商工会議所が窓口となってます。

電話で問い合わせて「小規模事業者持続化補助金の申請を考えてます」と伝えれば対応してくれるでしょう。

補足

商工会、商工会議所どちらも窓口を設けていますが、
どちらが申請が通りやすい というのは無いようです。
ただし、いずれにしても担当の方がついてくださり、その方と計画書を詰めて申請を出すので
担当の方のスキルによるところは大きいのかもしれません

採択までの流れ。商工会に相談

相談の電話をした時点で担当の方がついてくれます。
「まずは一度会って詳しくお話聞かせてください」とのことでしたので
後日実際にお会いして私のやりたいことをざっくばらんに話しました。


私の場合は相談時点で

・商品開発を完了している
・ネット販売システムは環境構築済み

でしたので「それならば販売促進費用にしましょう」とアドバイスを受けて
新商品の販売促進における経営計画書を作成していくことになりました。

申請の際に経営計画書が必要になります

採択までの流れ。申請書作成

「申請書作成」がとにかく大変でした

商工会の方からのアドバイスを受けながら以下の資料を作成します

経営計画書

企業概要や市場動向、自社商品の強みや将来展望などを記入します。

写真などを多用し視覚的に分かりやすい資料を作ると評価が良いみたいです。

企業概要

●企業の創業からの成り立ち
●顧客の年齢層(年齢別にパーセンテージで表で示す)
●1日当たりの集客数(条件別で)
●時間帯別の集客数
●平均単価
●提供商品の一覧とそれぞれの出数の割合
●売上と粗利と利益率直近2年分
●売上のチャネル別構成比率直近2年分
●現状の課題

これらについてとにかく細かく分析して資料に落とし込みました。
自社を改めてしっかりと分析しなおし、商工会担当の方に分かりやすく伝えることが重要です。


分かり辛い点、情報が足りない点を添削受けながら資料を作り上げます。

市場の動向

現状の市場動向を競合他社の動向含めて、文章で分かりやすくまとめて説明します。

自社の強み

自社の強みを「人」「商品」「情報」という分野に分けて
それぞれ文章で説明、アピールします。

例:***教育制度を設けて人材育成をしている
  ***の商品は***の魅力、個性がある
  SNSを通じて顧客アピールを行いフォロワー数は***人を有している

将来の展望

経営方針をまずは明確に出します。
そのうえで、経営方針に沿ってどのような売上推移を目標としているかについて
向こう3年間の売上計画を表で示します。


またそれぞれの売上数値について根拠を示します。
そしてそれぞれの売上目標を達成するための施策を一覧で示します。

ここの施策が補助金対象となる内容です!

注意点

ここで決めた内容について補助金採択後に変更する場合は
別途変更書類を提出する必要があります。
なぜ変更するのかの根拠を示す必要があり、また勘定科目が変更となる場合は
変更が否認される場合もあるそうです。

※私は一部変更申し出をしましたがいずれも「販促費」であったため承認が下りました。
後々おいそれと変更は出来ないのでしっかりと内容を吟味して申請しましょう。

補助事業の内容

「経営計画書」で示した目標達成のための施策
つまり補助金対象となる事業の詳細な説明を行う資料です。
経営計画書で示した試作についてより具体的な表現で記載します。
また、それぞれどの程度の経費を要するか具体的な金額もここで示します。

見積もり済みかどうかなどの情報もここで記載しましょう

採択までの流れ。商工会とのやりとり

この申請書を作成するのに商工会と何度もやりとりをします。
具体的には

●まずたたき台となる資料を作成し
●それをもとに商工会から添削してもらう
●添削内容を修正し提出
●再度添削


以上を繰り返して資料内容を段々とブラッシュアップしていきます。

採択までの流れ。申請書提出

商工会を通して資料を提出します。
あとは採択の合否を待つだけです。
一か月以上は要すると思った方が良いです。

採択までの流れ。採択通知受領

採択通知がきます。
この日以降の事業に対する経費が補助金対象となります。
これより前に支払いが発生してしまっては補助金対象となりません。

補足

見積書から振込証明書に至るまで、補助金対象の経費には必要となる書類があります。
実績報告の際に必要となりますがそれぞれの書類の「日付」が
採択日以降でないと無効になってしまいます。気を付けましょう

まとめ

申請から採択までの流れは以上になります。
基本的には商工会の人とのやり取りになり、どこまで資料をブラッシュアップ出来るかが
採択の合否に繋がると思います。(商工会担当者との相性が重要かもしれません)
新規事業などは採択を受けやすいところもあるみたいなので
どの事業を対象とするかというところをよく吟味して申請しましょう。

合わせて読みたい:採択を受けた後に注意する点↓↓↓

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採択された補助金でECサイトを構築しましょう。
サイト費用、広告費用は補助金対象となります。


合わせて読みたい:ECサイトの選び方は↓↓↓

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なかマネ

30代になり「将来(老後)」を考えるようになり資産形成を開始。仕事の残業でなかなか株価をチェックすることが難しいですが、そんな私でも出来る投資方法として「オルカン」にはまりました。このブログでは、「オルカン」について徹底的に分析をし同じく30代から投資を始める、私のように「株価を毎日チェックせずとも投資したい!」というサラリーマンの方に向けて私の学んだ内容を初心者向けに私なりに解説していきます。同じ初心者だからこそ分かりやすい記事に出来ると思います!たまに仮想通貨やETFについても勉強した内容をアウトプット。飲食店経営経験もあるのでそちらのノウハウもアウトプット!