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idecoを1年やってみた。年末調整でどのくらい返ってくる?

idecoのアイキャッチ画像

idecoは掛金全額控除対象で年末調整でお金が戻ってくる!

という甘い文句に誘われて始めた人も多いと思います。

というか1年前の私がそれでした。

では、具体的に年末調整でいくら戻ってくるの?

毎月1万円idecoに投資した私のパターンを公開します
・idecoに毎月1万円を入れた場合の還付金は?
・実際に1年運用してみた運用結果は?

この記事ではこの2つを私のリアルな数値で公開します。

目次

idecoを1年やってみた。年末調整でどのくらい返ってくる?

結論から言います。

年末調整では「所得税」が現金で返金されます。
また「住民税」の分は翌年の住民税が減額となります。

では、毎月1万円idecoに入れた場合
「所得税」「住民税」それぞれどの程度お得になるのか?

ポイントは

掛け金全額控除対象

のフレーズです。

このフレーズを元にどのくらい返ってくるかを見ていきましょう。

idecoは「インデックスファンド」の「長期運用」です。
この2つの要素が何故強いか?については
次に紹介する本から学べることが大きいです。
ぜひ、参考にしてみてください。
※idecoでどの商品を選ぶべきかもこの本を読むことで見えてきます。

【関連記事】米国株高配当ETFがなぜ強いか?投資した結果は?

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idecoは年末調整で申告することで掛金全額控除対象

「idecoは年末調整で申告することで掛け金が全額控除対象となりますよ」
という甘い言葉を聞きますが

そもそも掛金全額控除対象ってなに??

まずはここから見ていきましょう。

そもそも「所得税」及び「住民税」は
「収入」を元にして決定します。が、

500万円の収入があった場合、税の計算対象となるのは500万円ではありません

500万円から「様々な控除」を差し引きます。
「様々な控除」を500万円から差し引いた結果、仮に300万円となったとしたら
その300万円を対象に税金が計算されます。

様々な控除とは?
具体的には次のような控除があります。
・扶養控除
・生命保険控除
・地震保険控除
・配偶者控除
・寄付金控除
などなど

この様々な控除の1つとしてidecoを加えることが出来ます
idecoへの掛金の全額が「控除対象」となります

結果として税金の計算対象となる所得が下がり、税金が下がります。

年収500万の人が毎月1万円idecoへ投資。年末調整でどれだけ返ってくるか?

先ほどの全額控除となることで
「所得税」「住民税」が安くなることは分かったと思います。

それぞれどのように返ってくるか見ていきましょう。

idecoの年末調整で所得税はどれだけ返ってくるか?

所得税は雇用されている場合は会社が毎月みなしの税額で天引きしてます。

そのため年末調整で算出した控除された所得税については
現金で還付されます

所得税は

「結婚しているか?子供はいるか?生命保険に入っているか?」

などの条件によって税率が変わってきます。

今回は10%として計算します。

※詳しくは次の早見表を参考に自分がどの税率となるかを確認してみてください。
※控除額などは源泉徴収票に記載されてます

A:課税される所得金額
(控除後の所得)
B:税率C:控除額
※A×B-C が所得税です
195万未満5%0円
195万以上330万未満10%97,500円
330万以上695万未満20%427,500円
695万以上900万未満23%636,000円
900万以上1800万未満33%1,536,000円
1800万以上4000万未満40%2,796,000円
4000万以上45%4,796,000円

毎月1万円idecoに投資した場合、年間12万円。
これが全額控除となります。
よって12万円の10%の12000円の所得税が還付されます。

年末調整では12000円が現金として返ってきます

idecoの年末調整で住民税はどれだけ返ってくるか?

結論から言います。

住民税は現金では返ってきません

住民税に関しては年末調整で減税となった額が
翌年の6月以降、減額されます。

減額分、給与の手取りが増えるイメージです

住民税は10%ですので
毎月1万円idecoに投資した場合は翌年12000円分の住民税減税となります。

idecoを1年運用してみた商品別の結果を公開

私は、通常の株式はSBI証券を使用していますが
idecoに関しては私は楽天証券を使用してます。
ただし、SBI証券のほうが商品数が多いのでおすすめです。
※いずれ移行したいなと思いつつ。。。出来てません

idecoで運用している商品とそれぞれの損益は以下となります。

資産タイプ商品名構成比評価損益(円)
外国株式楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))31%+3,302円
外国株式たわらノーロード 先進国株式21%+1,924円
外国株式iTrust 世界株式20%+1,158円
外国債券たわらノーロード 先進国債券10%+118円
国内株式たわらノーロード 日経2259%-331円
外国株式インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式9%-374円

運用損益を見るとやはり米国がいかに強いかが分かるかと思います。

ideco組みなおしなどの参考の1つとしてもらえたら幸いです。

個人的にはidecoに関しては
・長期運用が前提であること
・老後資金を目的としているため攻めの運用ではなく守りの運用としたい
の観点から、分散投資を心がけています。

先進国や、債券についてはたとえ今がマイナスでも保有しつづける気持ちでいます

まとめ

年収500万円で月1万円idecoに投資した場合
年末調整では
・所得税・・・12000円還付金
・住民税・・・12000円が来季の住民税から減額
となります。

1年運用してみた結果としては

9.64%の運用利回り

となりました。

※2021/12/06時点です
※2021/12月頭に米国株の暴落がありました。
その前段階では20%近い運用利回りとなってました。

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なかマネ

30代になり「将来(老後)」を考えるようになり資産形成を開始。仕事の残業でなかなか株価をチェックすることが難しいですが、そんな私でも出来る投資方法として「オルカン」にはまりました。このブログでは、「オルカン」について徹底的に分析をし同じく30代から投資を始める、私のように「株価を毎日チェックせずとも投資したい!」というサラリーマンの方に向けて私の学んだ内容を初心者向けに私なりに解説していきます。同じ初心者だからこそ分かりやすい記事に出来ると思います!たまに仮想通貨やETFについても勉強した内容をアウトプット。飲食店経営経験もあるのでそちらのノウハウもアウトプット!
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この記事を書いた人

30代になり「将来(老後)」を考えるようになり資産形成を開始。仕事の残業でなかなか株価をチェックすることが難しいですが、そんな私でも出来る投資方法として「オルカン」にはまりました。このブログでは、「オルカン」について徹底的に分析をし同じく30代から投資を始める、私のように「株価を毎日チェックせずとも投資したい!」というサラリーマンの方に向けて私の学んだ内容を初心者向けに私なりに解説していきます。同じ初心者だからこそ分かりやすい記事に出来ると思います!たまに仮想通貨やETFについても勉強した内容をアウトプット。飲食店経営経験もあるのでそちらのノウハウもアウトプット!

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