MENU

歴史的大暴落の仮想通貨タイタン。現在はどうなってる?買う価値は

ビットコインのアイキャッチ画像

暗号資産に投資していて、怖いのは

朝起きたら大暴落してて資産が減ってるんじゃないか・・・

これですよね。

とはいえ、さすがに減っても半分とか?もしくは25%とか?
一日で半分は大暴落ですよね。

ところが世の中には、1晩で資産ゼロになることが実際起こりました。

一日で42億分の1の価値になった暗号資産があります

その名も

TITAN(タイタン)

スクウェア・エニックスもびっくりの大暴落をした
タイタン。

この記事では

・タイタンって今どうなってるのか?
・何故タイタンは一日で価値が無くなったのか?

この内容を見つつ、タイタンの事例をしっかり分析することで
同じような暗号資産に投資してしまうことが無いように
歴史から学んでおきましょう。

【おすすめ記事】
ビットコインはいつ1億円に到達するのか?世の中の予測モデル初心者向けにまとめてみた。

[nlink url=”https://nakamoney.com/bitcoin_million”]

目次

歴史的大暴落の仮想通貨タイタン。現在はどうなってる?買う価値は

結論から言います

現在(2022年3月)のタイタンは

暴落後から変わってません笑

そもそもどのくらいの暴落だったのか?

2021年6月に一日で42億分の1に価値が落ちました。

・2021年6月16日午後2時 →1TITANは6000円

・2021年6月16日午後7時 →1TITANは3000円 (50%ダウン)

・2021年6月17日 →1TITANは0.0000015円 (うぎゃー)

こういう事例がなぜ起こったのか?
他のコインでもありうるのか?

コインの仕組みを理解して次の暗号資産投資につなげるためにも
この歴史的大暴落を読み解きましょう。

仮想通貨タイタンとはどういう通貨か?

Defiプロジェクトの1つ、「アイアンファイナンス」の独自トークンが「Titan(タイタン)」です。

アイアンファイナンスはステーブルコインの「IRON(アイアン)」という暗号資産を運用していました。

このアイアンは75%をUSDT(USドルを担保としたステーブルコイン)
25%を独自トークンのTITANで担保するという構成でした。

ステーブルコインとは?

従来の暗号資産(ビットコインなど)は裏付け資産が無いため
価格変動が激しいという特徴から
決済手段としての活用が難しいという一面がありました。

この問題を解決するため、実用性を高めることを目的として
価格の安定性を実現するように設計された暗号資産をステーブルコインといいます。

次の4つの方法で価格安定を図っています

価格の担保方法内容
法定通貨担保型米ドルのような法定通貨を担保に発行し、交換レートを固定にする方法
暗号資産担保型特定の暗号資産を担保に発行し、価格を連動させる方法
コモディティ型金や原油の値動きに連動させる方法
無担保型アルゴリズムでコインの流通量を調整する方法

ステーブルコインのIRON(アイアン)の25%分の担保として独自トークンTITAN(タイタン)が使用されていたということです

仮想通貨タイタンの暴落はなぜ起こったのか?

もう一度おさらいですが

アイアンファイナンスが運用する「アイアン」という暗号資産があり
アイアンは75%をUSDT(USドルを担保としたステーブルコイン)
25%を独自トークンのTITANで担保するという構成でした。

この「アイアン」「タイタン」「USDT」を取り巻く環境から
タイタンの大暴落につながります。

暴落は次の要因で起こりました。

・タイタンの想定外の価格高騰
・安定性の担保の破綻

それぞれみていきましょう。

タイタンの想定外の価格高騰

タイタンの入手方法として以下の2つがありました。

・購入する
・アイアンとUSDCを預けると利息としてタイタンが無償配布される

この2つの仕組みを利用した錬金術が発覚します。

①タイタン購入
②0.25タイタンと0.75USDCで1アイアンと交換。利息としてタイタンが無料で手に入る
③利息で手に入れた0.25タイタンと0.75USDCで1アイアンと交換

1アイアンと1USDCが同じ価値であるため
②と③の繰り返しで、25%引きでUSDCがどんどん手に入ります。

USDCはドルを担保としたステーブルコインであるため
25%分のドルがどんどんと増えていくことになります

一部投資家の間でこの方法が発覚したことで、タイタンの相場が高騰。
本来の取引レートの250倍以上の価格がつきました。

安定性の担保の破綻

1アイアンが1ドル以上の価格であれば
アイアンファイナンスは、保有するアイアンを売却することで
最終的には、顧客へUSDCを償還することができます。

ところがアイアンの価値が1ドルを切ると、実質この仕組みが成立しないため
アイアンファイナンスの手元のUSDCが無くなると
顧客への償還が出来なくなり、ステーブルコインとしての役割が破綻します。

この仕組みに気づいていた大口投資家が
タイタンの異常な価格高騰を受けて、タイタンの価格が少しでも下降に転じたタイミングで
売りに出ます。

一気に下降したTITAN価格を受けて他のユーザーも更に売りに出る
という悪循環で未曾有の大惨事の42億分の1の暴落につながりました。

更にはアイアンのソースコードにおいてタイタンの価値が
0になることが想定されていなかった。ということもあるようです。
タイタンの価値が実質0になったことによって、償還プログラムが動かなかったようです

仮想通貨タイタンの価値は今どうなっているか?

現在のTITANの価格は

0.00002円です・・・

えっ?聞こえませんでした?

0.00002円でーーーーす!

そうです!暴落時から変わってませんほとんど!!

あれだけの大事件 & 大暴落から

やはりほぼゼロ円状態が今でも続いているようです。

今後も上がる可能性は・・・・

難しいでしょうね

ただ、1円買うだけでもかなりの量が買えることも事実です笑
※推奨しません

今回は歴史的大暴落、1晩で価値がゼロになった仮想通貨タイタンを取り上げました。
このことから私が考えるのは

・仮想通貨への投資は余裕資産でやる

・通貨の特徴を考えて、適当に投資をしない

・特に草コインは要注意

ということでしょうか。

ここで、このブログを見ている方にオトクな情報!
今なら9/30までの間に口座開設&本人確認で1500円分のビットコインが貰えるキャンペーン中!
キャンペーンは下記をクリック!今なら超おトク♪

コインチェック

おすすめの本
暗号資産の基礎について書いてますが、特に税務のことについて書かれています。
暗号資産の税トラブルはニュースになるくらい多くて、そして怖いです。
少額とはいえ、必ず最初に勉強してから始めましょう。
※送料無料ですよー!

【関連記事】
ビットコインの税金についてはこちらの記事でも取り上げました。
最も怖いのが税金による失敗だと思ってますので
気になる方はこちらの記事もぜひ

[nlink url=”https://nakamoney.com/bitcoin_tax”]

The following two tabs change content below.

なかマネ

30代になり「将来(老後)」を考えるようになり資産形成を開始。仕事の残業でなかなか株価をチェックすることが難しいですが、そんな私でも出来る投資方法として「オルカン」にはまりました。このブログでは、「オルカン」について徹底的に分析をし同じく30代から投資を始める、私のように「株価を毎日チェックせずとも投資したい!」というサラリーマンの方に向けて私の学んだ内容を初心者向けに私なりに解説していきます。同じ初心者だからこそ分かりやすい記事に出来ると思います!たまに仮想通貨やETFについても勉強した内容をアウトプット。飲食店経営経験もあるのでそちらのノウハウもアウトプット!
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

30代になり「将来(老後)」を考えるようになり資産形成を開始。仕事の残業でなかなか株価をチェックすることが難しいですが、そんな私でも出来る投資方法として「オルカン」にはまりました。このブログでは、「オルカン」について徹底的に分析をし同じく30代から投資を始める、私のように「株価を毎日チェックせずとも投資したい!」というサラリーマンの方に向けて私の学んだ内容を初心者向けに私なりに解説していきます。同じ初心者だからこそ分かりやすい記事に出来ると思います!たまに仮想通貨やETFについても勉強した内容をアウトプット。飲食店経営経験もあるのでそちらのノウハウもアウトプット!

目次