30代におすすめidecoとは?おすすめはオルカン

30代におすすめidecoとは?おすすめはオルカン

年々存在感が増してきている「ideco」。

将来について考え始める30代40代の方で
老後資金にidecoを始めてみようという方は多いと思います。

私自身も同じく30代で投資を始めて、同時期にidecoも始めました。

idecoをなかなか始める気にならない一番の理由は

元本保証が無い

ということではないでしょうか?

20年30年貯めたお金が元本割れして返ってくることほど
恐ろしいことはありません。

この記事では

・投資初心者がidecoをはじめるには?

・idecoで失敗しない方法とは?

・30代40代がidecoで選ぶべき投資対象は?

これらについて書いていきたいと思います。

30代におすすめidecoとは?おすすめはオルカン

コツコツと資産運用

結論から言います。idecoとは、簡単に言えば

めちゃくちゃお得に投資が出来る

国が用意した制度です。

絶対に活用したほうがいい制度であることは間違いありませんが

果たして、どれに投資をすればよいのか?

この結論としては

総合力で「オルカン」です。

この記事では

・そもそもidecoとは?
・なぜオルカンが良いのか?※初心者向け

これらについて書いていきます。

10分ほどで読み終わる記事です。
この記事を読めばidecoマスター。そして失敗しないideco運用を学べます。
ぜひ、最後まで読んでってください

30代におすすめidecoの仕組み【初心者向け】

idecoとは何でしょう?

厚生労働省のホームページには次のように書かれています。

iDeCoとは、公的年金にプラスして給付を受けられる私的年金制度の一つです。

公的年金と異なり、加入は任意となります。

加入の申込、掛金の拠出、掛金の運用の全てをご自身で行い、掛金とその運用益との合計額をもとに給付を受け取ることができます。

厚生労働省

めちゃくちゃ簡単にいうと

やるかやらないかは各自の自由!お金を投資に回して年金として将来受け取れますよ!
ただし、投資なので利益が出ることもあれば損することもあります!

ということです。

ここまでだと、まだあまり「絶対やったほうが良い」という気にはなりませんよね。

ideco最大のメリットは税制にあります。

idecoのメリット。税金控除

繰り返しになりますが

ideco最大のメリットは税制にあります

タイミング税制
拠出時非課税(加入者が拠出した掛金額は、全額所得控除(小規模企業共済等掛金控除)
運用時運用中は非課税
給付時公的年金控除、退職金控除が使える

このようなメリットがありますが、言葉がやや分かりづらいですよね。

これもめちゃくちゃ簡単にいうと

・老後に向けて貯めている間は、その分は税金控除してあげる!

・毎月2万貯めるなら年間で3~4万くらいお金あげる!※所得によります ※納める税金が安くなる

・運用中の税金も無しにしてあげる!ほんとは20%くらい取りたいとこだけど!

・給付するときも年金や退職金同様税金をちょっと安くしてあげる!

ということです。

老後に向けて貯金をするくらいなら
ローリスクな投資に回して、手堅い利回りを非課税で受け取れちゃう!
かつ、投資した分の20%程度が税金控除という形で毎年手元に返ってくる!
こんなにお得な制度は無いです。ほんとに

30代40代の方で、老後資金に投資をしたいという方は
絶対に使った方がいい制度と言えるでしょう。

idecoのデメリット

idecoのデメリットは何でしょうか?

大きく2つあります。

・60歳まで受け取りが出来ない
・自分で投資先を選ぶ必要があり、自己責任で元本割れのリスクがある。

idecoデメリットその1。60歳まで受け取りが出来ない

これが最大のデメリットであると言えます。

通常の投資であればいわゆる「損切り」が出来ますが
idecoは60歳まで現金化できません。

idecoの範囲内でのポートフォリオの組み換えは出来ます

つまり、投資先に失敗は出来ないのです

idecoで投資できる先は「ハイリスク」の銘柄はある程度選択出来ないようにはなってます。

ただし、あくまでも現時点での予想でしかなく
20年30年先にも現在の情勢がそのまま続く保証はありません。

だからこそ、ローリスクの銘柄の中でも慎重に選ぶべきだと私は思います

数年内に必要になるお金ではなく、あくまでも余裕資金をidecoに回すべきで
かつ、ideco銘柄の中でもよりローリスクで安定しているものに投資をすべきです。
それを解決するのが「オルカン」であると私は思います

自分で投資先を選ぶ必要があり、自己責任で元本割れのリスクがある。

idecoで選べる投資先は比較的リスクが低いものとはなってますが
やはり「投資」であり「銀行預金」ではありません。

リターンがある分、リスクもあります。

60歳まで貯めた結果元本割れしていた・・・・

なんていう悲しいことを防ぐためにもideco投資は出来る限り
ローリスクな分散投資を心がけるべきだと思います。

リスクのある投資はideco以外でやるべきです。
全資産の3~5%はハイリスク投資を行っても良いと私は考えます

30代でidecoにおすすめ銘柄3選

ここまで述べてきた通り、idecoでは

・ローリスク
・分散投資

が大前提です。

私個人としてはやはり、超分散投資が出来て運用成績も悪くはない

全世界を対象とした銘柄を選ぶべきであると考えます

idecoで選べる主な全世界株の種類は次のようになってます。

運用コストが特に安い3つをピックアップしてます

・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

・楽天・全世界株式インデックス・ファンド

・SBI・全世界株式インデックス・ファンド

emaxis slimシリーズの「日本を除く」と、「3地域均等型」は省いています。
個人的にあまりこれらを選択するメリットを感じないので・・・

証券会社によって選択できるものが異なります。
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) →松井証券
・楽天・全世界株式インデックス・ファンド →楽天証券
・SBI・全世界株式インデックス・ファンド →SBI証券

1つ1つみていきましょう。

idecoおすすめ全世界その1、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

われらが「オルカン」です。

先に結論から言うと、私はやはり全世界株の中でもオルカンが断トツで良いと考えています。

運用コストは0.1144%

idecoは長期で積み立てる商品です。
投資対象が同じ(全世界)であれば、運用コストは最も重要なポイントです。

オルカンが対象としている指数はACWIです。

2022年直近の下落率はロシアウクライナ戦争の影響はあまりなく
どちらかというと米国株に引っ張られた形で

24%安

という状況です。

直近12年間(2010年から2022年)のパフォーマンスは、年率7%の成長率でした。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・運用コスト →0.1144%

・2022年の下落率 →24%安

・12年間のパフォーマンス →年率7%

idecoおすすめ全世界その2、楽天・全世界株式インデックス・ファンド

バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(ティッカーシンボル VT)を
ベースにした楽天証券が提供する投資信託です。

投資対象銘柄は8800銘柄と、かなり幅広い分散投資が実現できます。

オルカンは3800銘柄

運用コストは0.202%

オルカンの倍近いコストとなってます

2022年の動きは

24%安

となってます。オルカンのACWI同様に米国株の割合が多いため、同じ下落率となりました。

直近12年間(2010年から2022年)のパフォーマンスは8%
オルカンをやや上回る運用成績を出しています。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド
・運用コスト →0.202%

・2022年の下落率 →24%安

・12年間のパフォーマンス →年率8%

idecoおすすめ全世界その3、SBI・全世界株式インデックス・ファンド

SBI全世界株式インデックスファンドは通称「雪だるま」と呼ばれています。
こちらもSNSで人気の高いファンドです。

オルカンよりもコストが安い!なのにオルカンより人気が無い
そんな雪だるまです笑

なぜコストがかかるオルカンのほうが人気なのか?
ファンド設立当初は雪だるまはここまで信託報酬率は低くなく
10か月後に設立されたオルカンのほうがコスト安だったようです。
その勢いのままオルカンの人気に火がつき後に雪だるまは信託報酬率を下げるも
「時すでに遅し」という状況だったようです

現在のコストは0.1102%

雪だるまは「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」がベースとする
「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(ティッカーシンボル VT)」の
ベンチマーク指数と同様のFTSEを対象指数としています。

楽天全世界株式同様に8000銘柄とかなり幅広い分散投資が可能となってます。

2022年の動き、および過去のチャートについては
楽天・全世界株式インデックス・ファンドとベンチマークが同じであることを考えると
同様の結果となるかと思いますが

投資信託には、ベンチマークとの乖離を見ることが出来る騰落率という数値があります。

楽天・全世界株式インデックス・ファンドもSBI雪だるまも
同じくFTSEを対象指数としていますが、FTSEに対して完全一致するわけではありません。

乖離が大きければ、たとえFTSEが良い結果を出していたとしても
その恩恵を受けられない可能性があります。

ベンチマークとの騰落率(3年分)の結果は次のようになってます。

・SBI雪だるま ・・・ 15.51%
・楽天全世界 ・・・ 15.62

同じ全世界株式ではあっても、現時点では楽天よりもパフォーマンスが悪いという結果になってます。

同じ全世界株式ではあっても、現時点では楽天よりもパフォーマンスが悪いという結果になってます。

まとめ。30代でidecoおすすめは結局どれか?何を選ぶべきか

代表的なidecoで選べる全世界インデックスファンドを見てみました。
結果は次の通り

ファンド運用コスト過去10年成績騰落率(3年)
オルカン0.1144%7%15.92
%
楽天0.2020%8%15.62
%
雪だるま0.1102%8%15.51%

楽天に関しては過去成績もよく、8000銘柄と広い分散投資が出来ますが
コストが2倍近いことが長期投資前提のidecoとしてはデメリットだと考えます。

雪だるまに関しては、コストはオルカンよりやや低いですが
ベンチマーク指数との乖離が少し大きいことが気にかかります。

オルカンがコスト面、過去成績(騰落率)、
十分な純資産(当記事では触れてませんが)これらが他より優れているという結果になっており
idecoとしては、コストを抑えたローリスクの分散投資がポイントであることを考えると
私はやはりオルカンが適切ではないかと考えます

5年で利益が出る投資のコツ。20年も待ってられない!

オルカン投資はローリスクな「長期投資」が主です。

20年も30年も待ってられないよ!という方は

自分の資産の3~5%の範囲でハイリスク投資を行うことをおすすめします。

闇雲にやってもリスクだけ負うことになります。
私が一番お勧めするのは次の教材

株歴40年超のプロが今、買うべきと考える銘柄
『旬の厳選10銘柄』シリーズ最新号公開中!

こちらの教材は

・2022年最新の状況(インフレ、利上げ、ウクライナ戦争)に合わせた個別厳選10銘柄が分かる
・株歴40年超の熟練投資家の思考が学べる
・株の勉強の最短ルート。時短で効率良く「世界情勢」と「株式市場」の関連が分かる
・PER、PBRなどの数値的根拠が分かるので、2023年、2024年と自分の力で見極める力がつく

これらのメリットの中でも
何よりも「株歴40年超の熟練投資家の思考が学べる」 このメリットがとても大きいです。
動画とPDFによる講座になりますが
知識を効率的に学ぶことが出来て、次からは自分自身の力で銘柄を選定することが出来ます。

30代40代、PERやPBRから銘柄選定することが出来れば周りに差をつけることが出来ます
勉強、そして短期に利益を上げる意味でも、超超超おすすめです

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ここで得た利益を更にオルカンなどに分配することで
安全に利益を積み重ねることができます。私自身そうしてきました。
※私は過去2回購入しましたが、動画を見ながら株価をウォッチするだけでチャートが「見える」ようになります

こちらの厳選10銘柄の正しい使い方や詳細を知りたい方は次の記事に
わたしの購入した結果をまとめてありますのでぜひどうぞ

更に、余裕資金の範囲内でのFXも(必ず余裕資金で行いましょう!!)

これらで得た利益を全てオルカンにつぎ込むことで将来のリターンを大きくして
安心の老後資金を貯めてます。

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なかマネ

30代になり「将来(老後)」を考えるようになり資産形成を開始。仕事の残業でなかなか株価をチェックすることが難しいですが、そんな私でも出来る投資方法として「オルカン」にはまりました。このブログでは、「オルカン」について徹底的に分析をし同じく30代から投資を始める、私のように「株価を毎日チェックせずとも投資したい!」というサラリーマンの方に向けて私の学んだ内容を初心者向けに私なりに解説していきます。同じ初心者だからこそ分かりやすい記事に出来ると思います!たまに仮想通貨やETFについても勉強した内容をアウトプット。飲食店経営経験もあるのでそちらのノウハウもアウトプット!