これから証券口座を作ろうという方
ネット証券が手数料も安くていいというのは分かっているけど
ネットはなんだか不安だから大手の証券会社行ってみようかな・・・
こんな方に大手の証券会社のメリットとデメリットを
実際に口座を作った私の体験を踏まえて公開いたします。
これを読んでみてから決めても遅くはないです。
この記事は
20代~40代のこれから株式投資を始めてみようという方
もしくはまだ始めたばかりの方にお勧めの記事です
※ちょこちょこ解説を入れてますが、専門家ではないのであくまでざっくりと。
自分の知識の範囲内での解説です。ご了承ください
※株は必ずしも儲かる商品ではありません。元本割れのリスクをしっかりと把握して
自己責任でやりましょう
窓口の大手証券会社はだめなのか?手数料高い?サービスは?
結論から言います。
私は2020年12月に100万円で株式投資をはじめました。
最初に私はネットは不安だったこともあり窓口の大手みずほ証券で対面で口座開設。
実際に米国株10銘柄を購入しようとしたところ
手数料が6万円以上
ネット証券で口座開設をして同じく購入しようとしたところ
5000円で済みました。
確実に手数料は高いです。
ですが対面販売なのでそれ(手数料が高いこと)は当然でもあると思います。
双方のメリットデメリットを踏まえて自分に合った証券口座を選ぶことが重要であると思います。
窓口証券口座のメリット。手数料は高くても手厚いサポートが受けれる
窓口証券口座の最大のメリットは
担当がついて口座開設から株の買い付けまでしっかりと対面でサポートしてくれる。
まさにこれに限ると思います。
私も最初みずほ証券に問い合わせをしたところ
担当の方がついて何度も顔を合わせて打ち合わせをし
口座開設の手続きを行ってくれました。
また、「この銘柄が欲しい」という明確な目的が無い人や
どういう運用したらいいか分からないという人にとっても
担当の方が、現在の情勢を踏まえてアドバイスをしてくれます。
後述しますが、このアドバイス自体には
私は疑問が残るものがありました。
明らかに手数料が安い商品は勧めないような素振りがありました。
向こうも手数料商売ですから致し方ないのかもしれませんが
100%信用をおけるアドバイスでは無かったのは確かです。
窓口証券口座の一番の良いところは担当がついてくれる安心感。
株式運用は正解が無いためとても不安です。
この不安を手数料を高く払ったとしても解消したい!という方は
窓口証券口座はおすすめできるかもしれません。
窓口証券口座のデメリット。手数料が高い。サービスには疑問符も?
窓口証券口座を実際に開設してみて感じたメリットは
私は正直上に挙げた1つだけ「安心感」のみでした。
ここからはデメリットになります。
・手数料が高い
・注文方法が手間(電話のみ)
・インデックス型ではなくアクティブ型を勧められる
・米国株の取引単位が大きい
1つ1つみていきましょう
窓口証券口座は手数料が高い
これが一番のデメリットです。
散々いろんなメディアで書かれているので
もはや周知の事実だとは思います。
実際私自身も「手数料が高い」ということは知ってはいたのですが
具体的にどのくらい高いのか?ということまでは分からず
初めての株でいきなりネットはちょっと不安だ・・・
という思いから窓口証券口座を選びました。
では、具体的にどのくらい手数料が違うのか。
結論から言います。
恐ろしく高いです
みずほ証券窓口の外国株買い付け手数料
みずほ証券外国株の買い付け手数料は以下のようになってます。
約定代金 | 手数料 |
---|---|
55000円以下 | 11% |
55000円超30万円以下 | 6050円 |
30万円超100万円以下 | 約定代金×1.1% + 2750円 |
100万円超300万円以下 | 約定代金×0.99% + 3850円 |
300万円超500万円以下 | 約定代金×0.88% + 7150円 |
500万円超1000万円以下 | 約定代金×0.77% + 12650円 |
1000万円超3000万円以下 | 約定代金×0.66% + 23650円 |
3000万円超5000万円以下 | 約定代金×0.55% + 56650円 |
5000万円超1億円以下 | 約定代金×0.44% + 111650円 |
1億円超 | 約定代金×0.33% + 221650円 |
私は100万円で10銘柄程度に分散投資をすることを考えており
担当にもそのように伝えていました。
その際に手数料の説明は紙の資料を見ながら口頭で説明をされますが
実際にはこのテーブルを見せられて
「買い付け手数料はこのようになってます」の一言だけでした。
さらっと流されます。
このときに100万円で9つの銘柄を購入した場合いくらになりますか?
と具体的に聞くべきでした
私のミスでもありますが、このテーブルの見方を勘違いしてたとこもあり
1回の電話での買い付けにつき最低取引手数料が取られると思ってましたが
実際には「1銘柄毎に最低取引手数料がとられる」ため
10銘柄購入するとなると6000円×10銘柄分の手数料 つまり60000円+αとなってしまうのです。
つまり6%以上の手数料を初年度にとられることになります。
年間配当金が3~4%程度であることを考えるとこの6%は大きいです。
ネット証券(SBI証券)の外国株買い付け手数料
これがSBI証券の場合は
約定代金×0.495% かつ取次手数料は0円
つまり100万円で10銘柄購入の場合は4950円です
窓口の場合6万オーバーを考えると、いかにネット証券の手数料が
安いかがわかるかと思います。
配当金を複利効果を狙って再投資する場合などにも
この手数料の差が痛手となってきます。
私は最終的にこの手数料がこれからずっとかかることを考えて
窓口証券口座をやめてネット証券口座(SBI)へと移行しました。
米国株なら業界最安値手数料SBI証券で!SBIなら1口から取引可能です。
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口座開設は無料なので、まずは証券口座を作るところから!
窓口証券口座は注文方法が電話のみ
窓口の場合の注文は(みずほ証券の場合)
注文方法が次の2つのいずれかのみでした
・窓口に直接行って購入
・電話で購入
オンライン上での購入が一切できません
そのため、頻繁に担当の方と電話やり取りが必要になるため
年に何度も取引をしたい方には向きません。
ネット証券(SBI)であればweb上で購入が可能です。
ただし、用語などの分からないことをその場で聞けないというデメリットがありますので
ご注意ください(自分で調べながら購入するしかない)
インデックス型ではなくアクティブ型を勧められる
この内容は担当によるものかもしれません。
あくまでも私の体験談で、事実のみをお伝えします
担当の方と「どういう銘柄を購入していくか」というのを相談した際に
私が「ETFを購入したい」と伝えたところ大変驚かれて
「私どものほうではETFを購入されるお客様はあまりいません。
トランプ政権が継続すれば個別銘柄の株価は上がるので***の株などのほうがおすすめですよ」
と高PERの個別銘柄を勧められました。
投資信託の商品パンフレットも会う度に渡されますが
基本的にはアクティブ型ばかりで
インデックスは全く勧められませんでした。
やはり手数料が高い商品を勧めるんだなと、このときは不信感を抱くようになりました。
これもネット証券に移行した理由の1つです
窓口に行く前にこの本を読んでたことが功を奏しました。
これから株を始めようという方はぜひとも一度こちらを読んでから投資を始めることをお勧めします。
米国株の最低取引単位
外国株の最低取引単位はみずほ証券窓口の場合は
10株からとなってます。
※銘柄によっては1株からもあるかもしれませんが、基本的には10株からです
私の場合は100万円で10銘柄くらいの分散投資を考えてましたので
この最低取引単位がなかなかきついんです。。。
※もっと投資額増やせと言われればそれまでなんですが・・・
例えばVOOを買うにしても
1口4万円だとして最低40万円からとなります・・・
これが、ネット証券SBIの場合は1株から購入可能です!
これは初回の買い付けの際もですが
それ以上に配当金を再投資する際に1株から購入できるのがとても有難いです。
投資初心者ほど、最初の資金は少ないかと思いますので
1株から購入できるネット証券が特におすすめです。
まとめ
内容 | 窓口証券会社 | ネット証券会社(SBI) |
---|---|---|
買い付け手数料 (100万円で10銘柄の場合) | 6万円以上 | 4950円 |
注文方法 | 電話 | web |
米国株最低取引単位 | 10株 | 1株 |
窓口証券はやはり「手数料が高い」というのが最もネックな部分であり
また「最低取引単位」が大きいというのも難しいところだと思います。
20代~40代のこれから投資をはじめようという方は
自分である程度勉強するということを前提に
ネット証券を強くおすすめします。
※資金が潤沢にあり、かつある程度放置して自分の運用時間を極力削りたい
という人は窓口証券が良いのかもしれません
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