2022年おすすめの米国株ETFは?ナスダックは危険か?
- 2022.01.31
- 株の勉強
2022年から投資を始める場合は何を買えばよいか?
様々な投資対象はありますが
・長期投資
・分散投資
・初心者向け
この条件であれば
米国株ETFが2022年もおすすめの投資先だと思います。
この記事では
米国株のETFの中で、どれを2022年は買うべきか?
について書いていきたいと思います。
この記事はこんな人におすすめな記事です
・2022年から株式投資を始めたい
・投資資金は50~100万
・しばらく使わないお金で投資をして将来に備えたい
・株式情報などを常にチェックすることは忙しくてムリ!
・会社情報の分析とかは難しくてムリ!
2022年おすすめの米国株ETFは?ナスダックは危険か?
結論から言います。2022年は
・テーパリングの加速
・早期利上げの決定
この2つの要因により株式市場にとってはあまりよくない材料が揃っている年となります。
この流れは2024年まで続く見込みです。
これにより米国株のGAFAMを中心としたハイテク株銘柄の株価は大きく影響を受けて
株価下落となる可能性が高いです。
これらの条件によって株価が下がる銘柄は主に高PER株です。
利上げ局面ではバリュー株が良いとされています。
そのためQQQなどのナスダック100を指数としたETFは落ち込むことが予想されます。
2030年、2040年をターゲットとした長期投資であれば
安値で買い付けることが出来るチャンスともとれます。
米国を代表とする指数
・S&P500
・ナスダック100
・NYダウ
これらの指数、及びこれらをベンチマークとしているETFにそれぞれどのような影響があるか
具体的に見ていきましょう。
【関連記事】2022年から米国株への投資は危険なのか?検証してみた
おすすめの本
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2022年のS&P500はどうなる?
S&P500とは?
S&P500とはニューヨーク証券取引所などに上場している代表的な500銘柄の加重平均の指数です
S&P500をベンチマークとしているETFは代表的なもので
・VOO
・SPYD
などが挙げられます。
構成上位10銘柄は次のようになってます。
順位 | 銘柄名 | ティッカー | 比率 |
---|---|---|---|
1 | アップル | AAPL | 7.04% |
2 | マイクロソフト | MSFT | 6.09% |
3 | アマゾン | AMZN | 4.37% |
4 | テスラ | TSLA | 2.82% |
5 | メタプラットフォームズ | FB | 2.25% |
6 | アルファベットC | GOOG | 2.22% |
7 | アルファベットA | GOOGL | 2.1% |
8 | エヌビディア | NVDA | 2.01% |
9 | バークシャーハサウェイ | BRK.B | 1.52% |
10 | JPモルガン・チェース | JPM | 1.15% |
GAFAMに代表される高PER株が多く上位を占めています。
またS&P500は500社と数は多いですが、加重平均のため株価が低い銘柄は反映されにくいです。
そのためバリュー株は指数に反映されにくく
高PER株の株価下落の影響を大きく受けやすい指数であると私は思います。
利上げは2024年まで予定されているため
2025年までは横ばいもしくは株価下落が予想されます。
2025年以降は市場の健全化により上昇の可能性があるため
2030年、2040年をターゲットに投資する場合は下落局面での買い増しは有りかと思います。
2021年のような年間で20%近い上昇を期待して買うことはNGです
2022年のナスダック100はどうなる?
ナスダック100とは?
ナスダック100はハイテク株を中心とした100社。利上げ局面に非常に弱いという特徴を持っています。
ナスダック100をベンチマークとしているETFは代表的なもので
・QQQ
などが挙げられます
ナスダック100の2022年以降については当ブログでまとめましたので
詳しくは次の記事が参考になるかと思います
【関連記事】ナスダック100指数ETF、QQQとは?2022年から危ない?
要点だけ言うと
2010年から2021年まではおよそ9倍という大幅な上昇を遂げたナスダック100ですが
2022年は利上げの影響を受けて長期で低迷する可能性が高いです。
S&P500同様に2030年、2040年といった長期的なターゲットであれば
定期積立で購入するのはありですが、短期的な投資は避けたほうが良いです。
2022年のNYダウはどうなる?
NYダウとは?
ナスダックなどに上場している企業の代表的30銘柄を対象とした指数です。
特徴的なのは加重平均ではなく30銘柄の株価の平均となってます。
また、選定基準として「企業としての名声」があることも特徴です。
S&P500やナスダック100とは異なり
バリュー株なども含まれており、またその比率も低くはないです。
ですが、一方でアップルやマイクロソフトのようなハイテク株も含まれているため
やはり利上げに対する株価下落の影響は少なからず受けるでしょう。
NYダウも、S&P500やナスダック100ほどでは無いにしても
おそらく株価は下落することが予測されます。
2025年ころまではあまり伸びがよくない状況が続くでしょう
まとめ
米国を代表する3つの指数を見ましたが
やはり現在の米国株はGAFAMに代表されるハイテク株が市場全体をけん引しているため
いずれの指数にしても長期的な下落または横ばいは避けられません。
ナスダック100に関しては大幅な下落も考えられますので
特に注意が必要です
「2030年、2040年をターゲットとした長期的な投資」という条件であれば
次のような内容となるでしょう
指数 | 主なETF | 2022年以降の見込み |
---|---|---|
S&P500 | VOO , SPYD | キャピタルゲイン、インカムゲイン両方狙える万能型 |
ナスダック100 | QQQ | 大幅なキャピタルゲインを狙える可能性がありますが、2022年現在はかなりハイリスクな投資対象となります |
NYダウ | DIA | S&P500と似て両方狙える万能型ではあるが、対象銘柄が30と少ないため個別株の影響をよくも悪くも受けやすい |
2022年現在は短期的な株価上昇は2025年までは難しく
また、下降および横ばいに弱いレバレッジ(レバナスなど)商品は非常に危険な投資対象となりそうです。
私自身は、2040年をターゲットとした定期積立をメインをとしているので
格安で購入できる期間と考えてS&P500とナスダック100に定期積立を行います
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