梱包費が高いなあ。。。安くする方法はないのかな?
そんなことを日々思っているECサイト運営者、またはメルカリユーザーの皆さん。
梱包費しっかりと設計出来てるでしょうか?
梱包費のコストダウンは利益に直結します。
分かっていながらも冒頭のような悩みを抱えている方は多いと思います。
売りたい商品を考えるときは「梱包」を常にセットで考えると儲かる商品に繋がります。
この記事ではECサイト運営を1年半トライアンドエラーを繰り返してやってきた
私がお勧めする
梱包を安く抑えるポイント4選
を解説します
この記事は知識ゼロからラーメン店が物販を始めて初年度490万売り上げるまでのストーリーの第9話です。
前回の記事を読む
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最初から読む※最初から読むことで食品の物販に関する超基礎から学ぶことが出来ます
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【メルカリにも使える知識】梱包コストを安く抑えて送るポイント4選
結論から言います。梱包を安く抑えるポイントは
①60、80,100の数字を常に意識する
②ダンボールの調達方法
③梱包材の調達方法
④デザイン性の高い商品箱の設計
この中では①が最も重要な要素になります。
④については「安く抑える」とは別の観点ですが
「売れる商品」には必須の要素です。
この記事の信頼性
私はラーメン店を2店舗経営してますが
2020年2月よりEC・物販販売をスタートしました。
EC販売における梱包費は1コ当たり
21.8円にまでコストダウンできました
※緩衝材など込みの金額です
サイズの設計と購入先の選定でここまで安く出来てます。
このノウハウを公開します。
この記事を読むことで
ECサイト、またはメルカリにおける「梱包費」を見直すきっかけになり
直接的なコストダウンにつなげることが出来ます。
【梱包を安く抑えるポイント①】60、80,100の数字を常に意識する
梱包費を抑える上で最も重要なのがこのポイントです。
60,80,100 この数字は
・60サイズ
・80サイズ
・100サイズ
つまり配送する荷物のサイズです。
このサイズは
のように「高さ、横、奥行」の合計となります。
送料の基本となる数値であり
またこのサイズで配送会社との契約内容が変わってきたりするため
非常に重要な要素です。
【関連記事】配送会社との契約の進め方を学ぶ
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実際にサイズが変わるとどのくらい配送料金に差があるかというと
チルドの場合は910円もの差が出てきます。
1コ当たりの配送料なのでこのコスト差は非常に大きいです。
また、3辺の合計が58cmの場合は60サイズとなりますが
63cmなどの場合は80サイズとなってしまいます。
実際の見た目はほとんど変わりませんが
配送料金に大きな差が出てきてしまうのです。
60,80,100の数値を常に意識して
梱包時になるべくワンランク下のサイズになるように工夫しましょう。
【梱包を安く抑えるポイント②】ダンボールの調達方法
ダンボールは調達方法によって単価が変わります。
なるべく安い調達を行うことがコストを下げるコツですが
「安い = 大量購入」となってしまうため
在庫をどのくらい抱えることが出来るかなどで検討を進めるべきでしょう。
調達方法①ホームセンターで購入
参考価格:60サイズ 250円
メリット:ほしいタイミングですぐに買える。
在庫を抱えなくてよい。
デメリット:高い。サイズが固定のためスペースの有効活用が難しい
調達方法②楽天市場のダンボールエースで購入
サイトはコチラ →Click!
参考価格:60サイズ 77円
メリット:楽天ポイントが貯まる。
10枚から購入可能なため在庫を抱えにくい
デメリット:大量購入に比べるとやや高い
サイズの自由度がやや少ない
コチラのサイトになります。
※他にも色々な種類のダンボールサイズがあるので
一度見てみてもいいかもしれません
調達方法③ダンボールエースのサイトで購入
サイトはコチラ →Click!
参考価格:60サイズ 15.8円~
メリット:とにかく安い。サイズが豊富にあるため自分の商品に合った箱が選べる
デメリット:160枚以上の購入が必要。在庫を抱えてしまう
コチラのサイトになります
ダンボール調達方法まとめ
急遽必要な時はホームセンターでいいかもしれませんが
1コあたり250円と高額です。
自社の商品の売れ行きで
◆月2~3コ程度
→楽天のダンボールエースで小ロットで購入
◆月10コ以上
→ダンボールエースのサイトで大量購入
という形で使い分けると
コストを抑えつつ在庫問題も解消できるのでおすすめです。
商品の出数を踏まえてサイトを使い分けましょう。
【調達を安く抑えるポイント③】梱包材の調達方法
こちらはネット通販による調達をおすすめします。
梱包材はそこまで在庫スペースを取らないため
大量購入でできるだけコストを抑えましょう
おすすめ梱包材は次の3つです。
エアークッション
|
価格:4683円
商品に対して箱がやや大きい場合におすすめです。
少量でかなりのスペースを有することができます。
クッション性も高いので瓶の商品などにもおすすめです。
フィックスペーパー
|
価格:3795円
切って使うタイプです。
かなりの回数使える、かつロール型なので在庫スペースをほとんどとりません。
私はこれを使用しています。
※1年半でかなりの回数使用してますが、ほとんど減らずに一度買えば長く使えます。
エアキャップ
|
価格:580円
俗にいう「プチプチ」です。
価格の高い商品にはこれを使用しています。
こちらも私は一部商品に使用しております。
梱包材はあまり在庫を抱えずとも安く購入できるため
ホームセンターではなくネット通販がおすすめです
デザイン性の高い商品箱の設計
この要素は
価格帯の高い商品に必要な要素
となります。
箱屋さんにデザインを依頼して作ってもらうことになりますが
高い → ロット数が少ない
安い → ロット数が多い
これが基本になります。
地域の箱屋さんの場合はロット無しでしたが
「1箱500円~ 更にデザイン料を別途とる」ということで
私はネットで探し次のサイトに依頼をしました。
こちらのサイトでは次のようなメリットがあります。
・担当がついて商品に合わせた箱の設計をしてくれる
・ロット数が比較的少ない(私は150個で請け負ってくれました)
・デザイン料が含まれて500円/個程度
※更に次回からはデザイン料がとられないため400円/個程度に
以上のメリットを踏まえて横井パッケージ様に依頼をしました。
箱の設計を依頼する際は「60,80,100」のサイズを意識して
なるべくワンランク小さい箱になるように依頼しましょう
まとめ
ECサイト運営、またはメルカリなどで少しでも梱包コストを抑えるポイントは
①60、80,100の数字を常に意識する
②ダンボールの調達方法
③梱包材の調達方法
④デザイン性の高い商品箱の設計
となります。
④の箱の設計は①の配送サイズに直結する内容です。
これらの内容を意識して配送コストを抑える商品を設計し
配送会社との契約を行うことでかなりのコストダウンを行うことができます。
配送コストは利益に直結するので出来る限り安く抑えることが
ECサイト運営にとって必須となります。
じっくりと吟味して設計をしましょう。
【合わせて読みたい】月10個から出来る配送会社との契約でコストダウンをする
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【合わせて読みたい】ネットショップの立ち上げ方を学ぶ
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なかマネ
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