株でよく聞く雪だるまとは?オルカンと何が違うの?初心者向け

株でよく聞く雪だるまとは?オルカンと何が違うの?初心者向け

雪だるま買いましたー!

株界隈のSNSなどで良く目にする言葉

雪だるま!?

どうやら調べてみると「全世界株式のインデックスファンド」とのこと。

え?それオルカンじゃないの!?

今回の記事では
・雪だるまとは何者?
・オルカンと何が違うの?
・どっちに投資すべき?
この疑問を解決していきます。

※当記事は20代~40代の投資初心者向けの記事となってます。

そもそも何故インデックスファンドがいいの?
インデックスファンドって何?という方はこちらの本がおすすめです。

株を始める前に必ず一度は目を通したほうが良い本だと思ってます。
電子書籍もありますので、読んで損はないです

株でよく聞く雪だるまとは?オルカンと何が違うの?初心者向け

結論から言います。雪だるまは

SBIアセットマネジメント株式会社が運用する
全世界株式を対象としたインデックスファンドです。

オルカンと異なる点は次のように
・運用会社が異なる
・対象とする指数が異なる
・コストが異なる
・総資産が異なる

このように、同じ全世界株式のインデックスファンドでも中身が全く異なります。

では、どっちに投資したらいいの?

この辺を詳しく深堀して見ていきましょう。

全世界株式を対象とする雪だるまとは?どんな特徴がある?

世界的な著名投資家のウォーレンバフェット氏の言葉

株式投資の真髄(しんずい)は雪だるま

この言葉をもとに
雪だるまを転がして大きくしていくように、長期投資で少しづつ資産を膨らましていくこと
を目的とした投資信託です。

特徴としては
・長期投資をコンセプトとしている
・業界最低水準の信託報酬率
この2つを最大の特徴としています。

雪だるまのファンドラインナップは次の通りです。

・SBI全世界株式インデックスファンド(雪だるま全世界株式)
・SBI新興国株式インデックスファンド(雪だるま新興国株式)
・SBI先進国株式インデックスファンド(雪だるま先進国株式)
・SBI中国A株インデックスファンド(雪だるま中国A株)

今回の記事では「オルカン」との比較なので雪だるま全世界株式を取り上げます。

SBI証券でのみ取り扱われている投資信託商品となります

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同じく全世界株式を対象とするオルカンとは?どんな特徴がある?

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の投資信託の愛称です。

最大の特徴は

1本で全世界の株式に投資できる

そもそもeMAXIS Slimってなんだ?

まず、Slimを抜いた「eMAXIS」とは何か?を見ていきましょう。

eMAXISとは
三菱UFJ国債投信が運用するファンドで
ノーロードインデックスファンドのシリーズです

「ノーロード」とは、買い付け手数料がかからない投資信託です

「長期運用」を一番のコンセプトに掲げたラインナップが特徴です。

現在は

・eMAXIS Plus 
・eMAXIS Slim
・eMAXIS Neo

の3種類があります

中でもSlimは「とことんコストにこだわったファンド」を特徴としているため
信託報酬がかなり抑えられています。

つまり、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)とは

とことんコストにこだわったノーロードインデックスファンド
対象範囲は「全世界株式」となります

あれ?オルカンと雪だるま コンセプト全く一緒じゃね?

詳しく次から分析していきましょう。

雪だるまとオルカンはどっちに投資をすべきなのか?

雪だるまとオルカンについては両方とも

コストを重視した長期投資目的の全世界株式インデックスファンド

であることが分かりました。

以下の項目ごとにもう少し詳しく見ていきましょう

・対象指数
・コスト
・純資産

雪だるまとオルカンの対象指数の違いは?

対象指数について見ていきましょう。
それぞれで対象としている指数が異なります。

雪だるま・・・FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス
オルカン・・・MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス

FTSE グローバル・オールキャップ・インデックスとは?
イギリスのFTSE社が提供する外国株式指数
先進国、新興国のおよそ98%を対象とした指数です。
対象株式は8000銘柄。小型株も対象として含まれます。

雪だるまの対象指数は、まさに全世界株式!といった感じです。

MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスとは?
アメリカのMSCI社が提供する外国株式指数。
2,900銘柄以上の株が含まれ、世界中の時価総額の85%をカバーしています。

FTSEの8000と比較しちゃうとどうしても見劣りしてしまいますが
小型株が含まれないというだけで大型株、中型株はほぼカバーされているようです。

対象銘柄に関しては雪だるまの圧勝です。
分散投資に重きを置きたい人はいいかと思います。

雪だるまとオルカンのコストの違いは?

信託報酬で比較しみましょう。

オルカン・・・0.117%
雪だるま・・・0.1102%

0.0068%の差となってます。

100万円を投資した場合の年間コストの差は68円
これを高いと感じるかどうかは投資額によっても変わってくると思います。

ただしここで注意点
「売買委託手数料」「有価証券取引税」の2種類のコストが雪だるまは無料となります

一方、オルカンはこれらのコストとして合計0.028%のコストがかかります。

100万円を投資した場合の購入コストの差は280円。
積み立て購入などをしている場合はこのコスト差が大きくなってきます。

雪だるまがコスト面は優れています
毎月積み立てなどで利用する場合は投資額を見てどちらにするか決めても良いかと思います

雪だるまとオルカンの純資産の違いは?

次に、純資産で比較してみましょう。

ちょいまち!
そもそも投信の純資産ってよーわからんのだけど!

まずはそこから見ていきましょう。

そもそも純資産とは?

ファンドの大きさを示す数値です。
10人が10万円でファンドを購入すれば、そのファンドは100万円の純資産となります。
その100万円で購入した株式の時価総額が20%上がったらファンドの純資産は120万円になります。

・どれだけ多くの人が購入しているか
・購入した銘柄が上がっているか下がっているか

この2つの要因でファンドの純資産は変わってきます。

純資産大きいと何が嬉しいの?
純資産が少ない = 資金が流出している = 株を買う資金が無くなる
純資産が少ないファンドは、売られすぎた場合は途中で運用をやめてしまうことがあります
そうならないためにも一般的には「純資産は大きいほうが良い」とされています

純資産の比較

オルカン ・・・ 3200億円
雪だるま ・・・ 400億円

オルカンの圧勝です

ファンドが出来たのは雪だるまが先、その10か月後にオルカンが出来ました。

後で出来たオルカンのほうが雪だるまよりも圧倒的に純資産が多いということは
シンプルにオルカンが人気があるということになります

安定感があるのは「オルカン」となります。

何故コストがかかるオルカンのほうが人気なのか?
ファンド設立当初は雪だるまはここまで信託報酬率は低くなく
10か月後に設立されたオルカンのほうがコスト安だったようです。
その勢いのままオルカンの人気に火がつき後に雪だるまは信託報酬率を下げるも
「時すでに遅し」という状況だったようです

まとめ

雪だるまとオルカンをまとめると

オルカン雪だるま結果
対象指数MSCIFTSE雪だるまのほうが幅広い分散投資!
コスト0.145%0.110%雪だるまのほうがコスト安!
純資産3200億400億オルカンの圧勝

以上のような結果となりました。

個人的な見解としては

・コストを限りなく抑えて毎月積み立て投資を幅広い銘柄に分散投資したい!
→雪だるま

・資金を預けるのだから人気のある安定したファンドがいい!
→オルカン

といったとこでしょうか?
長期投資で老後資金を投資で貯めたい人にとってはいずれも適切な投資対象であると思います。
ハイリスクハイリターンの投資ではなくインデックスファンドでしっかりと資産を貯めていきたいところです

5年で利益が出る投資のコツ。20年も待ってられない!

オルカンや雪だるま投資はローリスクな「長期投資」が主です。

20年も30年も待ってられないよ!という方は

自分の資産の3~5%の範囲でハイリスク投資を行うことをおすすめします。

闇雲にやってもリスクだけ負うことになります。
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なかマネ

30代になり「将来(老後)」を考えるようになり資産形成を開始。仕事の残業でなかなか株価をチェックすることが難しいですが、そんな私でも出来る投資方法として「オルカン」にはまりました。このブログでは、「オルカン」について徹底的に分析をし同じく30代から投資を始める、私のように「株価を毎日チェックせずとも投資したい!」というサラリーマンの方に向けて私の学んだ内容を初心者向けに私なりに解説していきます。同じ初心者だからこそ分かりやすい記事に出来ると思います!たまに仮想通貨やETFについても勉強した内容をアウトプット。飲食店経営経験もあるのでそちらのノウハウもアウトプット!